2010年代の原宿カルチャーを語る上で、絶対に欠かせないワードのひとつに「
アソビシステム」がある。2000年代に入ると徐々に新しい流行を感じるようになってきたが、アソビシステムがその流れをさらに加速させる一翼を担っていたと言っても過言ではない。
2007年に創立されたアソビシステムは、日本が誇る原宿カルチャーをはじめとする、カルチャープロダクションだ。きゃりーぱみゅぱみゅや、中田ヤスタカ、増田セバスチャンなど、日本が誇るアーティストやクリエイター、モデルや俳優が所属している。
今回は、2010年代に新たな原宿カルチャーを切り開き、また世界に日本のカルチャーを発信し続けている、アソビシステム代表取締役社長・中川悠介氏にお話を伺った。
PROFILE|プロフィール
中川 悠介(なかがわ ゆうすけ)
1981年、東京生まれ
大学在学中から様々なイベントを主催し、2007年にアソビシステム株式会社を設立。「青文字系カルチャー」の生みの親。日本独自の文化である“HARAJUKU CULTURE”に焦点をあて、ファッション・音楽・ライフスタイルといった、原宿の街が生み出すコンテンツを成長させ、イベントプロモーションやアーティストマネジメントなどを通じて世界に向け発信している。内閣 官房「クールジャパン官民連携プラットフォーム」構成員。
新たな原宿カルチャーを切り開いたアソビシステム
アソビシステムの代表・中川悠介氏は、世の中に「青文字系」という言葉を生み出し、世界で活躍するアーティスト・きゃりーぱみゅぱみゅを筆頭に、多くのアーティストやクリエイター、タレントを輩出してきた。2010年の原宿に新しい風を吹かせただけでなく、世界中の人々が日本のカルチャーに驚き、注目するきっかけを作り、まさに原宿のシーンが変わるフックになった。