ヴィンテージTシャツ市場では、その価格が高騰している。1990年代を中心としたミュージックシーン、映画、スポーツなど、人気の絵柄や希少性の高いもの、サイズやコンディションの良いTシャツは、驚くほどの高値で取引されている。そこでもっと気軽にファッションを楽しむためにおすすめしたいのが、「
THRIFTY LOOK(スリフティー ルック)」のTシャツ。
さまざまなアーティストのオフィシャルライセンスTシャツに、古着加工を施したアイテムが人気となっている。今回は
sunny inc.代表の北原 信也さんにお話を伺った。
アメリカのTHRIFT SHOP(スリフト ショップ)からインスピレーションを受けた「THRIFTY LOOK」というカテゴリー
今回紹介したいTシャツの話に入る前に、「THRIFTY LOOK」の背景について知っておいてほしい。「アメリカ郊外には、地元のヤードセールやバザーのような雰囲気の『THRIFT SHOP(スリフト ショップ)』というお店が、昔からいろいろな地域にあるんです。これはボランティア団体が中心となって、寄付などによって集めた日用品や古着などを再販し、その収益がボランティア団体の運営費となって、さまざまな社会奉仕活動が行われるという仕組みです。