革製品で世界的に有名で、愛用者も多い「Whitehouse Cox(ホワイトハウス コックス)」の工場が2022年末に閉鎖した。
140年以上にわたって“ハンドメイド イン イングランド”を続けてきた技術とDNAは色濃く受け継がれ、イングランド バーミンガムに隣接したウォルソールという英国の皮革産業の聖地と呼ばれる土地でアイテムをリリースしている。
ひとりの人物がキーマンとなってBEORMAはスタートした
BEORMAは2023年にはじまる。そこにはひとりのキーマンとなる人物がいたそうだ。最初にブランドスタートのお話から聞かせていただこう。「Alex Simpson(アレックス・シンプソン)という英国軍出身でレザークラフトアイテム好きな人物がいまして、147年続いた工場の閉鎖時に、英国の伝統技術がそこで途絶えてしまうのはもったいないという情熱から25人ほどの職人と共にBEORMAを立ち上げました。もちろん現在もブランドの代表として活躍しています」