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2024.08.07

アメリカを色濃く感じる「ファティーグ4ポケットパンツ」に象徴される「GUNG HO(ガンホー)」の“6つのコンセプト”とは

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アメカジやミリタリーウエア好きにとって、「ベイカーパンツ」といえば「GUNG HO(ガンホー)」の「FATIGUE 4 POCKET PANTS(ファティーグ4ポケットパンツ)」が真っ先に思い浮かぶのでないだろうか。
1970年代からミリタリーパンツを作り続けている歴史に裏付けされたGUNG HOの名品と呼ばれるパンツを深掘りすべく、今回は伊藤忠商事株式会社 繊維カンパニー ジーンズ・カジュアル課の笹井 誠也さんとsunny inc.代表の北原 信也さんにお話を伺った。

アメリカ軍用のユニフォームを縫う工場としてスタート

まずはGUNG HOの歴史から知っていこう。笹井さんにそのルーツを聞くと、芯の通ったラインナップの深みが感じられた。
「創業は1972年、アメリカ・テキサス州で『Earl's Manufacturing Company Inc(アールズ マニュファクチャリング カンパニー インク)』という社名ではじまり、ミリタリーパンツなど、アメリカ軍用ユニフォームの縫製工場として事業をスタートしました。
そして1980年代にワーク&ミリタリーウエアブランド『GUNG HO』がはじまります。現在は『Earl's Apparel(アールズ アパレル)』という社名に変わり、Larry Beard(ラリー・ビアード)という人物が2代目の代表を務めていますが、軍用ユニフォームにそのルーツがあるGUNG HOブランドは、昔と変わらず受け継がれています」
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