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染めるという選択:ヘアカラーに秘められた美意識と技術の軌跡

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本特集の第1弾「髪型が映す日本人の美意識:歴史と文化を探る」では、日本人の髪型の歴史を追いかけてきた。その結果、髪型が時代や文化と密接な関係にあることが浮かび上がった。ところが、現代は多様性の時代。人々は思い思いの髪型をするようになり、ヘアカラーで多様な個性を表現しているように見える。
ここから、ある疑問が浮かんでくる。私たちはなぜ髪を染めるのだろうか。そして、髪を染めることに何を見いだしてきたのだろうか。髪型と同じように、ヘアカラーも歴史や文化と深い関係がありそうだ。
そこで今回、ホーユー株式会社が運営しているホーユーヘアカラーミュージアムに足を運び、広報課の梶原秀一さんに日本のヘアカラーの歴史と技術の変遷を伺ってきた。

美しさの「黒」、老いの「白」

日本の有史以前、古代エジプトや古代ギリシアの時代から、魔除けや権力や知の象徴のために髪を染めていたという驚きの話を梶原さんは語ってくれた。その上で、日本の染髪の歴史を知るためには、古代中国との関係にまで話を遡る必要があるという。
「日本は古代中国の影響を強く受けています。儒教では、身体髪膚(しんたいはっぷ
)という言葉があるように、親から受け継いだものを大事にするという考えが基本にあります。そこから、髪は黒くて長いほど親孝行になると言われてきました。

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