長い歴史を誇るデニムブランドの「
Lee(リー)」。その歴史を辿ると「101」というロット番号に辿り着いた。今回は、Leeの始まりについて株式会社エドウィン クリエイティブディレクターの細川秀和さんにお話を伺った。
「創業者H.D.Lee(ヘンリー・デヴィッド・リー)氏が1889年に事業をスタートした当初は、缶詰や日用雑貨品のメーカー兼卸問屋を営んでいました。
Leeのブランドマークがついた商品としては、缶詰やトイレットペーパーなどがありました。また、金物として配管やノコギリなどを取り扱っており、冷蔵倉庫も運営していました。当時はこれらのさまざまな事業を展開していたという記録が残っています。
数ある日用品の中の1部門として、当初から作業服や衣料品の取り扱いはあったのですが、1800年代後半にはアメリカの経済成長に伴い、鉄道網が成長し、ワークウェアの需要が急速に高まりました。それがきっかけで自社でワークウェアを製造し、ワークウェア市場に参入することになったのです」
鉄道員向けのワークウェアで成長したLeeブランドのルーツ
ワークウェアブランドとしてスタートしたLee。その当時のアイコンとなるアイテムについて伺った。この記事は会員限定です。
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