Levi's®(リーバイス®)というブランドには、多くの歴史と要素が含まれている。その中でも特に重要なのが「
501®」というデニムだ。Levi's®を語るうえで「501®」は欠かせない要素となっている。
今年で「501®」の誕生から150周年を迎える。この記念すべき150周年に合わせて、特別なアイテムがリリースされた。リーバイ ストラウス ジャパン株式会社の石本有希さんに、「501®」150周年のことやLevi's®の歴史、そして現在についてお話しいただいた。
「Levi's®は1853年に創業し、もともとは炭鉱の労働者たちに向けて作られた作業服から始まりました。そのとき、仕立て職人であったヤコブ・デイビスが考案したデニムに、創業者のリーバイ・ストラウスが興味を持ち、共にデニム作りを進めることになりました。
ヤコブ・デイビスは、デニムの補強のためポケットのふちなどに打たれるリベットという金具を以前から研究しており、1890年にはそれを使ったデニムで特許を取得しました。このリベットこそが『501®』の特徴の1つとなっています」
「501®」の原型となったモデル「NEVADA (ネバダ)」
今回の150周年記念モデルとしてスペシャルなアイテムが2型リリースされた。タイプの異なる「501®」をそれぞれ紹介してもらおう