ひと昔前なら、田舎や山奥を歩いているとタヌキに出くわしたという人も多かった。直接見たことはなくとも、テレビなどで短い手足にまんまるとした体つきを見たことがある人も多いはずだ。
そんなタヌキを連想させるブランドがある。合同会社良羊社が展開するランニングウェアブランド「TANNUKI(タヌキ)」だ。タヌキは足が速いのかという考えが頭をよぎるが、もちろん意味があってのネーミングだろう。その「TANNUKI」が文化服装学院の学生と一緒になって商品を開発した。 今回、ブランド名が気になって仕方がない「TANNUKI」を立ち上げた加藤賢さんにインタビューを行い、「TANNUKI」がこだわる製品づくりに加えて、文化服装学院とのコラボレーションの背景について伺った。そこにはランニング人口を増やしたい、地域のランニングコミュニティを大切にするという明確なヴィジョンがあった。 PROFILE|プロフィール
加藤 賢(かと う けん)
2001年にオランダ、ユトレヒトのビジネススクールにて経営学修士号を取得。その後は複数の外資系のアパレル/スポーツ/アウトドアブランドにて、セールス、マーケティング、商品開発に従事する。
2020年にランニングウェア及びランニングギアを企画、生産、販売する「TANNUKI」をスタートした。自社のオンラインショップに加えて、国内17、海外5のランニング専門店にて商品を販売する。
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BunkaRunningClub
文化服装学院の学友会に所属するランニングクラブ。
服飾学生が学内外の方々とランニングをしながら、ランニングウェアの開発・製作を行っている。
2023年にはランニングウェア/アクセサリーブランド<TANNUKI>とコラボウェアを発売。
2024年5月に行われるSpring TANNUKI Fesに出店予定。
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