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2024.05.13

赤ちゃんに選ばれる歩育シューズ:裸足のような感覚で歩けるAttipasの魅力

赤ちゃんの成長を考え、7年にも及ぶ研究の結果に基づいて作られた歩育シューズ「Attipas(アティパス)」。赤ちゃんにとって最適な「裸足の感覚」に近づけるために、生体力学的知識に基づいて開発されたこのシューズ、魅力はどんなところにあるのだろうか。
ブランドの代理店となるweskiii株式会社の取締役である住田さんに、Attipasのソックスシューズの魅力やファーストシューズの選び方のポイントについて教えてもらった。
PROFILE|プロフィール
住田 由香(すみだ ゆか)

weskiii株式会社COO
1981 年、神戸生まれ。美術系の学校を卒業後ロンドンに留学。ヨーロッパ諸国を旅行し、海外の面白さを知る。帰国後2007 年結婚を機に広島へ移住。小売業を営む嫁ぎ先の稼業を手伝いながら、もっと女性が嬉しくなるアイテムを扱いたいという思いより、2013 年頃よりヨーロッパでの買い付けがスタート。2017 年より拠点を東京へ移し、2018 年秋、海外ブランド輸入代理店weskiii 株式会社を設立。『暮らしを豊かに』をテーマに、海外から素敵な商品を見つけ出すバイヤーとして世界中を飛び回っている。また、3 人の子育てをするワーキングマザーでもある。

世界中の魅力的なブランドやプロダクトを日本に伝える

御社は「暮らしを豊かに」をテーマに、世界中から集めたブランドの代理店を務めています。起業することになった背景にはどんなことがあったのでしょうか?
弊社は私と夫と、もう1人のスタッフ3名で立ち上げました。私と夫は20代の頃、一緒にバックパッカーのようにヨーロッパ各国を旅行しながら留学しており、その経験から世界にはまだ面白いものがたくさんあると気づいたんです。
日本未上陸の面白いブランドやプロダクトが、世界中にはたくさんあります。そういったものを日本の皆さんにお伝えすることで、暮らしが豊かになるきっかけになればと考え、この事業を始めることになりました。
その旅の途中でAttipasと出会ったといいます。このソックスシューズを日本で販売するようになった経緯について教えてください。
Attipasは韓国の方が立ち上げたブランドになります。私が彼とお会いしたときに聞いたことは、子どもが安全で安心して歩ける靴を作りたいという思いが一番の始まりだったそうです。
ブランド名の"Attipas"は、韓国語の"Atti"(大切な友達)とフランス語の"pas"(ステップ)を合わせた造語です。歩き始めの大切な時期に寄り添う靴を作りたいという思いから、2011年にソウル大学との共同開発で脳の発達と生体力学の知見に基づいて生まれた靴になります。
Attipasはソウル大学と共に、赤ちゃんの足の骨の成り立ちや指の形状、靴底の形状などから、赤ちゃんに適した靴は何かを7年間かけて詳しく研究したといいます。5つのタイプの靴をベースに、適切な形状を導き出し、その研究結果に基づきAttipasが作られました。
Attipasのソックスシューズの特徴を教えてください。
裸足は足裏の感覚や指の可動域を最大限に使うことができるため、歩き始めの赤ちゃんには裸足が一番なんです。それを実現したシューズがAttipasです。
赤ちゃんの足裏はもともと膨らんでいて、プニプニしていますよね。大人の足には土踏まずがありますが、赤ちゃんの足裏はまっ平らな偏平足です。プニプニした足裏は、脂肪によるクッションの役割を果たしています。
イメージ写真
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基本的にAttipasの靴底(ソール)には、クッションがありません。赤ちゃんの足裏のクッション(脂肪)を活用するような仕組みになっているのです。
ソールが薄くなっているのは、でこぼこや傾斜などの情報を足裏で読み取ることができるようにするためです。赤ちゃんが指を使いながら歩くことができるので、裸足に近い自然な歩行ができるのです。
また、赤ちゃんの足の指は扇型をしていますが、歩くようになると、徐々に足にアーチができたり、骨格が発達したりしていきます。
このように、赤ちゃんと大人では足の形状が根本的に異なるため、靴の選び方もまったく違ってきます。赤ちゃんの足に合わせた配慮が必要不可欠なのです。
歩き始めはゆらゆらとしながらも、徐々にまっすぐな足に成長していきます。その際、指で床をとらえてバランスを取りながら歩きますが、指先を使えない重い靴だと転倒の危険もあるのです。
その点、Attipasの靴はつま先の幅を広くとっており、歩き始めの赤ちゃんの負担にならないよう軽量に仕上げています。
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