自宅で心地よいひとときを過ごすとき、できれば快適な機能性、優しい肌触りを持つアイテムを身に着けたい。さらに、その素材が環境にも優しいものであれば、より一層喜びを感じることもあるだろう。
「私と地球を解放する」をコンセプトに、インナーに留まらないライフスタイルブランド、メディアとして活動する
unleash(アンリーシュ)は、バンブーレーヨンを使ったインナーウエアを開発。竹の繊維を活用し、とろけるように包み込む触り心地のインナーを実現した。
その商品開発の背景には、環境問題への深い懸念があった。今回はunleashを立ち上げたエシカルコーチの千葉 千早希さんにインタビューを実施 。竹に注目した背景や環境問題への取り組みについて話を聞いた。
PROFILE|プロフィール

千葉 千早希
IT企業にてヘルスケアサービスの開発・運営業務に携わったのち、現在は日用品メーカーにてブランドコミュニケーション業務に従事。福島生まれ、鎌倉の海で子育て中。
快適な機能性、優しい肌触り、地球に優しい素材
まず、unleash立ち上げの背景にはお子さんの病気が関わっていると聞きました。
はい。子どもの病気をきっかけに、自分の価値観や幸せの意味について考えが変わり、家族や子どもたちのために何をすべきかを考えるようになりました。近年、急増する気候変動のニュースを目にすると、温暖化が進み続けており、後戻りできなくなることを感じています。そのタイムリミットといわれる2030年まで、わずか7年しかありません。