アシックスの「
META SPEED(メタスピード)」シリーズの機能とデザインを引き継ぎつつ、より多くのランナーが活用できる厚底カーボンシューズとして登場した「
MAGIC SPEED(マジックスピード)」。2作目にして、早くもフルモデルチェンジを敢行。前作は前足部のみであったカーボンプレートがフルレングスになり、ミッドソールは素材を変えた2層構造に変更している。
新たにカーボンシューズを試したいランナーのレース&トレーニング、レースで「メタスピード」シリーズを活用しているランナーのトレーニングに推奨される「マジックスピード 2」には、どんなテクノロジーが盛り込まれ、前作からどのような進化を遂げたのか。開発を担当したアシックスの光畑佳和さんに話を聞いた。
初代モデルの登場から一年半足らずで大幅にリニューアルされた「マジックスピード 2」。その意図はどこにあったのだろうか。
「初代のマジックスピードは、反発性は十分にあるものの少々硬い印象がありました。より多くのランナーに履いてもらうために反発性を維持しながら、マイルドで快適な履き心地を目指したのが、マジックスピード 2になります」