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2024.03.08

機能性とサステナビリティを両立、三菱ケミカルが生み出した新素材「BENEBiOL™(ベネビオール)」

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合成皮革や人工皮革、シューズのソールをはじめ、塗料やコーティング剤まで幅広く使用されている素材「ポリウレタン樹脂」。耐久性や耐薬品性をはじめとする機能の向上が求められていたことに加え、石油由来であったことから、サステナビリティの観点で課題があった。
そのなかで、三菱ケミカルグループが世界初となる植物由来ポリカーボネートジオール(以下、PCD)「BENEBiOL™(ベネビオール)」を開発し、近年さまざまな分野で導入が進んでいる。
PCDはポリウレタン樹脂の主原料のひとつで、BENEBiOL™は植物由来であることからサステナブルということ以外にも、従来の石油由来PCDでは実現できなかった高い機能を付与することも可能になったという。
具体的には、BENEBiOL™は最大92%のバイオ化度を有するとともに、耐久性や耐薬品性などが向上したほか、柔軟性という弱点も克服しているとのことだ。
そこで今回、三菱ケミカル株式会社BENEBiOLグループの金森芳和さんと飯塚耕平さんに、BENEBiOL™の特徴、製品としての展開、今後の可能性などについて伺った。

これまでの弱点を克服したサステナブルな素材

はじめに、石油由来のPCDではなく、植物由来のPCDを開発しようと考えた経緯について教えてください。
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