「流行にとらわれず、命を守る機能性を優先するギア」をモットーに掲げ、ジャパンメイドにこだわったモノ作りを続けている本ブランドは、本物志向のアウトドアマンたちから高い支持を獲得している。
誕生から今回の改良までこのアイテムを知り尽くした商品企画担当者が、 生まれ変わったエバーブレスフォトンを語り尽くす。
PROFILE|プロフィール

相川 創(あいかわ そう)
株式会社finetrack 1975年生まれ。検査機器メーカーでのエンジニア職を経て、2008年にファイントラックへ。金山代表の下でアウトドア商品企画を学び、現在は商品企画課課長を務める。趣味はアウトドアで、休日はバックカントリーテレマーク、沢登り、クライミングを楽しむ。
独自の防水透湿素材・エバーブレスを使ったレインウエア
「エバーブレスフォトン」 38,500円(税込)エバーブレスフォトンが誕生した経緯を教えてください。
2012年にこのモデルの初代となる「エバーブレスフォトンスーツ」をリリースしました。その頃はまだストレッチ生地を使ったアウトドア用のレインウエアはほとんどなく、動きにくかったり、シルエットが太かったりするものばかりで、「雨をしのぐために我慢して着る服」でした。
そこで私たちは、ストレッチ生地を使って、動きやすくて着心地がよく、かつシルエットも美しいレインウエアを作ることにしたのです。