110mハードルの日本記録保持者である泉谷駿介選手。2021年の東京五輪で、日本人として57年ぶりに準決勝へ進出したことを記憶している人もいるだろう。以降も自身の記録を更新しながら、世界大会での活躍を続けている。
2023年の陸上ダイヤモンドリーグでは、6月に行われた第6戦で優勝。陸上競技の最高峰シリーズとされる同リーグで、日本人初のトラック競技優勝者となった。さらに同年8月の世界陸上では5位となり、日本人初の同種目入賞者となっている。
革命的な反発性を備えた「ナイキ マックスフライ」
今年に入ってからニューモデル「ナイキ マックスフライ 2」を履いているという泉谷選手。従来のスパイクとはどのような違いを感じているのだろうか。「前作のマックスフライもそうですが、とても推進力があるなと感じています。1台目のハードルまでのアプローチの歩数は7歩なのですが、マックスフライを履くまでは大股で行く感じでした。