Fashion Tech News Symbol
お気に入り閲覧履歴
/
NEW マイページ機能追加
お気に入りと閲覧履歴の機能が追加されました!
会員登録すると、さらに便利に利用できます。
2025.01.06

ワークマン「イナレムプレミアム防水防寒コート」が高額でも即完売した理由

リンクをコピーしました
以前、このFASHION TECH NEWSに掲載された「リペアテック洗えるフュージョンダウンフーディー」の記事で、ワークマンには「4,000円の壁」があるというエピソードをご紹介した。圧倒的な低価格で知られるワークマンでは、価格が4,000円を超えると、お客さんが製品を手に取りにくくなる傾向があるというのだ。
今回ピックアップする「イナレムプレミアム防水防寒コート」は、「4,000円の壁」を大きく上回る7,800円という価格にも関わらず、初登場した2023年秋冬には早い段階で完売した。
今回は「イナレムプレミアム防水防寒コート」の企画に携わる、株式会社ワークマン製品開発第6部チーフバイヤー羽倉優太朗さんに、ワークマンの公式アンバサダーで同製品の共同開発者でもある山田耕史が、開発にまつわるエピソードを伺った。

高額でも即完売した理由

山田耕史(以下、山田)製品名に冠されている「イナレム」は、防水透湿素材の名前ですね。まずは「イナレム」が開発された経緯を教えてください。
 
羽倉優太朗(以下、羽倉)「イナレム=蒸れない」というネーミングでも表しているように、高い防水性と透湿性を兼ね備えた素材を目指してスタートしました。
初登場した2018年の時点で、ワークマンの全製品の中で最高の耐水圧と透湿性を誇っていましたが、そこから6年の年月を経るなかで技術革新も進み、現在は耐水圧20,000mm、透湿度40,000g/m2/24hというスペックに進化しています。
この記事をシェアする
リンクをコピーしました
CONTACTお問い合わせフォーム
ご質問やご要望がございましたら、以下のフォームに詳細をご記入ください。
お問い合わせ項目必須