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スマホで肌測定ができる!続けたくなる花王の肌測定サービス「肌レコ」開発秘話

2023.06.20
ものを作る会社から体験を作る会社へ──。花王株式会社が大きく変革を遂げようとしている。
昨年12月に立ち上げたのが、デジタルプラットフォーム「My Kao」とビューティ専門コミュニティサイト「Kao Beauty Brands Play Park」。さらに、ものづくりで培った知見や経験をAI技術と掛け合わせた肌測定サービス「肌レコ」も、2023年3月30日より提供が始まっている。
この、スマホで簡単に肌測定ができる「肌レコ」を中心に、目覚ましいデジタル化が進むコミュニケーションの全貌について、同社で開発を行う堀哲之介さんと手島章吾さんに話をうかがった。

PROFILE

堀 哲之介

2008年、グループ会社の株式会社カネボウ化粧品に新卒入社。販売会社にて営業担当を経験。2017年本社に異動、デジタルを中心としたメディアバイイング、プラニングに従事。その後、2021年「DX戦略部門」の組織発足と同時に異動。
花王のCRM基盤、自社ECモールを立ち上げ、現在は運用を担当。

PROFILE

手島 章吾

2016年花王株式会社に新卒入社。化粧品スキンケアブランドのマーケティング業務を5年間担当。
その後、2021年「DX戦略部門」の組織発足と同時に異動。事業経験を生かし、社内全ブランドのCXマネジメント支援や、部門内の新規プロジェクト推進に従事している。

製造業から、UX創造企業へ。花王の新たな取り組みとは?

まずは「My Kao」を立ち上げられたきっかけを教えてください。
堀花王では、2021年から事業のDX推進を本格化させてきました。社内のDXを統合し、私たちの所属するDX戦略部門は2023年に発足しました。従来の広告一辺倒なコミュニケーションだけでなく、時代に合わせた新たな何かを作りたいというのが出発点になります。
今は情報があふれていて、あらゆるものがデータ化されています。時代の潮流はクリエイターエコノミー(消費者個人がクリエイターとして発信・販売する側にもなれる双方向の経済圏)になっていて、ものづくりの主体も生活者にあるべきだと思うのです。お客様のアイデアを商品化していく、といったことも求められていると考えています。
 
ではそんななかで、長きにわたり製造業を営んできた花王の強みってなんだろう? と考えると、幅広い商品ラインナップと、ものづくりの知見があることです。さまざまな情報が発信され続けている今、企業が発信する情報は“信頼できるもの”として改めて見直されているのではないかとも思うのです。
 
「確かなアドバイスが欲しい」「こんな商品があったらいいな…」「この商品、今すぐ欲しい!」といった、生活者の方々の願いに直接応えられる場所を作り、提供したい。さらには、生活者の方々と直接つながり、うれしい暮らしを共創していきたい。


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