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遊びと仕事をボーダーレスに!「MANEBU(マネブ)」というシューズブランド
スケートボードに明け暮れた時代を経て、少しだけ大人のライフスタイルに変わったときにおすすめしたいのが、スニーカーソールに革靴のアッパーを乗せたスタイルのシューズブランド「MANEBU(マネブ)」だ。
遊びと仕事の垣根を持たず、クリエイティブに活躍する人たちに支持されてきたMANEBUは、今年で10周年を迎えた。今回はMANEBUを手がける有限会社DAXIS(ダキシス)の青山雄太さんに、お話を伺った。
「学ぶ」×「真似る」でMANEBU
「MANEBUは2014年の秋冬にスタートし、今年で10周年を迎えるブランドです。ちょうど10年前は、スニーカーソールに革靴のアッパーを乗せたカジュアルなシューズブランドが海外でも少しずつ出てきたような時期でした。そんななか、“スニーカーソールに、革靴のアッパー”というものにこだわった、キレイめなシューズブランドを作ろうと考えました。
ダキシスがもともとレザーシューズ工場とも取り引きがあったという背景もあり、MANEBUをスタートさせたのですが、パートナーとしてMASAKA(株)の横田 太樹(よこた ひろき)さんに声をかけて、一緒に始めることにしました。
ブランド名のMANEBUは『学ぶ』×『真似る』が由来です。昔からあるオーセンティックな靴をデザインワークに取り入れています」
初期の3型が定番にしてベストセラー
MANEBUのブランドスタート時のお話を聞かせてもらったところで、ここからはMANEBUのアイテムを見ていこう。抑えておきたい3つの定番モデルがあるという。「最初に作ったのは、ミリタリーのサービスシューズのディテールをした『HIHIN(ヒヒン)』というモデルです。シンプルなデザインでMANEBUの代名詞的となっています。
次に、アメリカントラッドのコインローファー型の『VOVO(ボボ)』、そして英国の伝統的な形を残したウィングチップ型の『UKI(ウキ)』です。初年度にリリースしたこの3型は、ずっとベストセラーになっています」




第二の定番と海外で人気のモデル
展示会形式でコレクションを発表し、国内のセレクトショップなどでも取り扱いが増えるなか、発表の場を海外にも広げ、さらにヒットアイテムが誕生していったという。引き続き伺っていこう。「展開を進めるなかで第二の定番と呼べるようなモデルが2つあります。1つめは2018年にリリースしたビットローファーの『BITCH(ビッチ)』というモデルです。ルーツであるオーセンティックな雰囲気を大事にしながら、スニーカーソールに合わせたデザインです。
もう1つは、その翌年にリリースしたワラビーブーツの『BOO MID(ブー ミッド)』です。ブランドをスタートし数年したころ、海外への展開もはじめて、フランス パリのMAN/WOMAN PARIS(マン/ウーマン パリス)という展示会に訪れた海外バイヤーからの評価が高く、特に韓国のセレクトショップからは多くのオーダーをいただきました」



オリジナルスニーカーソール
ここからは、MANEBUのオリジナルソールについてお話を伺おう。シューズの種類に合わせて4種類ほど使い分けているが、もっとも多く使われているのが「レギュラーソール」という型だという。「品質にもこだわり、当初からオリジナルソールとそれに合わせた木型も作っていました。この10年でさまざまなソールを作ってきましたが、『レギュラーソール』がもっとも使用頻度が高いです。強度や仕様など何度もブラッシュアップしながら作り続けている定番ソールです。
履き心地はというと、革靴とスニーカーの合わせ技で、スニーカーの歩きやすさと革靴のしっかりとしたホールド感のどちらの感覚もあるのが特徴です」
印象としては“疲れづらい革靴”というと伝わるのではないかと思う。



MANEBU10周年
今年、10周年を迎えたMANEBU。特別な10th記念モデルをリリースしたという。「定番モデルのHIHINTENとVOVOTENをさまざまな表情の革をパッチワークで組み合わせた、『HIHINTEN "MIX"(ヒヒンテン" ミックス")』と『VOVOTEN "MIX"(ボボテン "ミックス")』という記念モデルです。すべて牛革を使用し、型押しや加工で異なる雰囲気を出しています。さらに10th記念のビジュアルイメージも作成して、アイテム展開しています」




10年経って定番になったMANEBU
レギュラーシーズンのラインナップに加え、別注やコラボレーションも多く手がけていくなかで、シーズンの度に多くのラインナップを揃えていた時期を経て、現在は定番を守り続けることに重きをおいているという。一足のシューズを何年も履き込んで、「同じものを買い直したい」というユーザーに応えることも大切にしているということなのだろう。
「スケーターがメイクするときには履けませんが、ボードに乗らない日や夜ご飯に行くときに履くようなイメージで作りました。ブランド初期のルックブックは、スケーターの方にセットアップを着てスケートボードを持ってもらってビジュアルイメージを撮影していました。
ブランドがはじまってみると、意外にもビジネスマンの方々がオフィスカジュアルとして履いてくださることが多くて。とあるメディアでは“ヨコノリーマン”という言葉でMANEBUが紹介されていて、驚きましたがしっくりくるなとは思いました。
カジュアルでもキレイめでも合う“スニーカーソールに革靴のアッパー”という靴は、ある意味もう定番になったと感じています。これまでの10年で作ってきたアーカイブを大切にしながら、これからも新しいアイテムをリリースしていきたいと考えています」

PROFILE

青山 雄太(あおやま ゆうた)
有限会社DAXIS MANEBUディレクター
1980年札幌生まれ。
10代で地元の古着屋で働きはじめ、その後約10年間、大手セレクトショップにて販売員からバイヤーを経験。2013年、有限会社DAXISに入社。
2014年にMASAKA(株)の横田太樹氏と一緒にMANEBUを立ち上げ、ブランドコンセプトから商品企画、製造、卸まで幅広く担当。
















