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ミキモト コスメティックスの真珠研究が生んだ革新的な美容液「パール エッセンス リキッド-クリスタルN」の実力
世界で初めて真珠の養殖に成功し、その名を世界中に知らしめた御木本幸吉。
そして、長年の真珠研究により解明された真珠の肌への効能を生かし、誕生したのがミキモト コスメティックスだ。
今回は真珠由来の成分や、リピーターの多い「パール エッセンス リキッド-クリスタル N」について、ミキモト コスメティックスの對島ユキさんに話を伺った。
PROFILE

對島 ユキ(つしま ゆき)
御木本製薬株式会社
第一商品開発部 第一開発グループ
漢方にも使われている真珠の持つパワー
ミキモト コスメティックスの歴史は意外にも古い。1893年、創業者の御木本幸吉氏は世界で初めて真珠の養殖に成功。しかし、第二次世界大戦中の1940年に奢侈(しゃし)品禁止令が発令され、宝飾品をはじめとする贅沢品の製造・販売が禁止された。
そのなかで、着目したのが漢方思想だった。
中国では古くから「真珠を飲むと不老不死になる」と言われており、現在でも真珠を粉末にした生薬「珍珠」が、解熱や鎮痛、滋養強壮などに効果があるとされている。
1943年に御木本製薬を創業し、「真珠の美力」に着目して独自に研究。1966年には、世界で初めて肌に有用な真珠由来成分「パールコンキリオン®[1]」の配合に成功した。これは真珠層にわずか5%しかないタンパク質からしか採取できない、希少な成分だ。

「パールコンキリオン®[1]」は、真珠や真珠層(アコヤ貝の内側)に存在し、十数種類のアミノ酸を含んでいて、天然保湿因子のNMFと似た組成が特徴です。NMFは約40%がアミノ酸で構成され、肌の角層にも存在するのですが、荒れた肌ではその量が健康な肌の約1/3にまで減少すると言われています。「パールコンキリオン®[1]」は、NMFと同様に肌の保湿作用をサポートする成分です」
さらに、ミキモト コスメティックスが解明したもう1つの真珠由来の美容成分が「パールコラーゲン®[2]」だ。これは貝殻を作る外套(がいとう)膜から抽出され、その高分子構造が水分を抱え込み、肌のうるおいを保持してくれる。
真珠由来というだけでも贅沢な印象だが、ミキモト コスメティックスの化粧品に含まれる真珠由来成分は、すべてミキモトグループが養殖した真珠から抽出されているというのだから、使うたびにリッチな気分を味わえるだろう。
真珠と海の力で肌の土台[3]を整えるブースタージェル
この2つの保湿成分を採用し、さらに保湿力を高めたのが、2022年にリニューアルされた化粧水前に使用するジェル状のファーストステップ美容液「パール エッセンス リキッド-クリスタル N」だ。
「弊社の商品はもともと保湿力が高いのですが、それでもインナードライに悩んでいる方が多くいらっしゃいました。肌に水分を溜められない“インナードライ肌”になると、バリア機能が低下し、UVなどの外的刺激も受けやすくなります。
そのため、化粧品で『与える』だけでなく、肌の土台[3]を『改善』することも大切ではないかと考え、ファーストステップ美容液の開発をスタートしました」
ミキモト コスメティックスは、インナードライ肌の要因の1つとして「隠れ炎症」に着目した。
「一般的な炎症とは違い、表面に現れない炎症を指します。赤みなどの自覚症状がないため気づきにくいのですが、肌内部では炎症が進行し、放置すると、バリア機能の低下や乾燥、くすみを引き起こし、さらにはシミやシワ、ハリ不足といった老化を促進する原因になります」
隠れ炎症を抑制し、インナードライ肌を防ぐことは、エイジングケア[4]にもつながる。
「パール エッセンス リキッド-クリスタル N」には、真珠由来成分に加え、保湿成分である海洋成分の「マリンサッカライド[5]」と、オリジナル成分の「コレステリック液晶LCM[6]」が配合されている。
「マリンサッカライドは海藻に含まれる多糖類由来の成分で、肌に潤いを与え、保湿性の保護膜となります。一方、ジェルの中で碧くきらめくコレステリック液晶LCM[6]は、細胞間脂質類似成分を補い、バリア機能の修復や美容成分などの浸透を高める働きが期待できます」

「パールコラーゲン®[2]」と「マリンサッカライド[5]」を組み合わせることで、うるおいの膜を形成し、肌の水分を保持する。実際に塗布すると、ジェルがぴたりと肌にフィットし、化粧水を塗った後もうるおいが持続している感覚を得られる。
「うるおいがありながらもベタつかないみずみずしい使用感にこだわりました。リピーターも多く、乾燥するこの時期には手放せないという方も多いですね」

ミキモト コスメティックスは自社に研究所を持ち、現在も日夜、真珠研究を続けている。真珠の持つ美の力が、私たちの肌にどのような輝きをもたらすのか、楽しみにしたい。
《註》
[1]加水分解コンキオリン(保湿成分)
[2]サクシノイルアテロコラーゲン(保湿成分)
[3]角層
[4]年齢に応じたケア
[5]アルギン酸Na(保湿成分)
[6]オレイン酸ジヒドロコレステリル、 オレイン酸フィトステリル、ノナン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、酪酸コレステリル、酪酸ジヒドロコレステリル(保湿成分)
Text by Junko Hayashida












