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キャッチャーミット発想の構造で、 下着に革命を! SAXX(サックス)が快適さの常識を変える
数ある衣類のうちで、もっとも長時間、体に密着するアンダーウエア。ゆえに求められる心地よさも他のアイテムよりハードルが高くなる。
そんなアンダーウエアの世界で、群を抜くコンフォート性を実現したブランドがSAXX(サックス)だ。
BallParkPouch®(ボールパーク・ポーチ)はじめ、独自のテクノロジーが生み出すフィット感やサポート性は、一般ユーザーのみならず、アスリートやアウトドアマンたちをも魅了している。
今回はSAXX広報チームとともに、そのはき心地の秘密を明らかにしよう。
カナダで設立された男性用のアンダーウエアブランド
SAXXは2006年にカナダのバンクーバーで設立された。「アンダーウエアの開発は創業者であるトレント・キッチ氏の体験がもとになっています。彼は父親と釣り旅行に出かけた際、ぬれて冷え切ったウェットスーツを着て、水に浸かって釣りをしていました。
そのときの蒸れや擦れといった局部の不快感にうんざりしたことがきっかけで、アンダーウエアの開発を思い立ちました」
キッチ氏が目指したのは、局部の蒸れや擦れ、不安定さといったあらゆる不快を丸ごと解消できるアンダーウエア。そのためには素材や製法はもちろん、構造そのものを見直す必要があった。
野球のキャッチャーミットに着想を得た画期的な構造
試行錯誤の末、キッチ氏はBallParkPouch®という画期的な立体構造を思いつく。「これはフロントにハンモック型の立体的なスペースを形成し、男性のデリケートゾーン(局部)を包み込む構造です」
名称の由来はボールパーク(球場)から。大学野球の選手だったキッチ氏は、キャッチャーミットを見てこの構造をひらめいたという。
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たしかに他のアンダーウエアとは、局部の収まりのよさが違う。
はくとフロントの袋状のスペースに局部が収まることで、圧迫感が軽減され、同時に安定感が高まる。さらにサイドに設けられたパネルのおかげで、陰嚢と太ももの肌も擦れない。
「日常の動作はもちろん、スポーツ中も局部のズレや揺れを防ぎます。素材も通気性に優れたメッシュなので、蒸れにくくなっています」
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現行品では、フィット感のバランスが調整されたデイリー用のBallParkPouch®のほか、サポート力が強化されたスポーツ向けのBallParkPouch®プロ、就寝やリラックスタイム向けのBallParkPouch®フリーの3タイプが展開されている。
「はき心地を高めるべく、サックスはフロントの形状のバランスや素材の選定、パネルの角度や縫製ラインの最適化、洗濯や仕様による耐久テストなどを繰り返し行いました。開発はおよそ2年がかりで、製作した試作品の数は14にものぼります」
シーム部分とパターンにも快適なはき心地の秘密が
SAXXのアンダーウエアには、BallParkPouch®に加え、Flat Out Seams®(フラットアウト・シーム®)とThree-D Fit®(スリーディー・フィット®)という2つのテクノロジーも搭載されている。Flat Out Seams®とは、シーム部分(縫い目)に施された工夫を指す。
「通常の下着の場合、シーム部分の山(縫い代)が肌に当たることで、擦れが起こりやすくなります。そこでSAXXは逆向きに縫って、シーム部分のフラットな面が肌に当たるようにすることで、摩擦や刺激を極限まで減らしています」
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一方のThree-D Fit®は立体裁断が駆使された設計のこと。
「一般的な平面の型紙ではなく、人間工学に基づいた9つのパネル構造を採用しています。
つまり、平面的に作った下着を体に合わせるのではなく、体の曲線や動き、筋肉に自然にフィットするよう立体的に設計しています」
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3つのテクノロジーは、それぞれアメリカとカナダで特許を取得している。
「素材はシリーズによって異なりますが、どのモデルにも、速乾性に優れたストレッチ素材が使われています。しなやかに体にフィットすることで、動きを妨げません」
包み込まれるようなフィット感がアスリートの間で評判に
SAXXはいかにしてグローバルブランドへ飛躍したのか?「発売当初はアメフトや野球、バスケットボール、アイスホッケーで活躍する著名なアスリートをサポートしたことで知名度が高まり、その後、ノードストロームなどの高級デパートでも扱われるようになりました。
アメリカの『ナショナルジオグラフィック』という人気番組で、記者が取材に持っていきたい下着としてアワードを受賞したこともあります」
2017年からは、イギリスやドイツ、フランスといったヨーロッパでの展開を開始し、同年に日本にも上陸を果たした。
「はき心地のよさはつまるところ、個人の感覚の問題です。そのため、私たちはリサーチに力を入れ、ユーザーの生の声に耳を傾けてきました」
SAXXの調査データによれば、ユーザーがSAXXを支持する理由の7割以上が快適性と答えた。局部の安定感や蒸れにくさ、ポジション調整が不要な点も好評を博している。
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あるトレイルランナーからいただいたインプレッションも印象的でした。彼は長距離ランナーの宿命というべき股ズレに長年悩んでいて、レースの際には、局部や内ももの周辺にワセリンを塗っていたそうです。サックスをはき始めてからというもの、険しい山間部のコースを走っても股ズレが起こらなくなり、より競技を楽しめるようになったといいます」
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「BallParkPouch®によって、局部と内ももが直接触れ合うことがなく、加えてメッシュ生地で通気性にも優れており、蒸れにくくなっています。蒸れによるニオイやかゆみが解消した、という声もたくさんいただいています」
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4つのシリーズ展開でユーザーのニーズに応える
多彩なバリエーションもSAXXのウリのひとつだ。「全体の品番は375種類以上あって、代表的なスタイルも13モデル以上。用途や素材によって細かく分類されています」
大別すると、快適性を重視したデイリー向けのEveryday(エブリデイ)、吸水速乾性を高めたスポーツやアウトドア向けのSport/Active(スポーツ/アクティブ)、機能性と温度調整機能を兼ねそなえたPerformance/Tech(パフォーマンス/テック)、就寝やリラックスを想定したRelaxation(リラクゼーション)の4シリーズに分類できる。
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チャリティを意識したSAXX流のコラボ活動
コラボレーションにも独自のこだわりがある。「SAXXのアイデンティティはあくまで機能性にあります。そのため、ファッションブランドではなく、社会的な影響力のある著名人や団体をコラボパートナーとして、男性自身とゆかりのある社会貢献活動を行ってきました」
2022年には南カリフォルニア大学のフットボールチームと契約し、精巣がんの早期発見・自己検診の啓蒙をミッションとするテスティキュラーキャンサー基金への寄付活動を行った。
2023年にはプロゴルフツアーのキャディチームとコース上でチャリティ活動を実施し、精巣がん基金への寄付を行った。
2025年にはアメリカコロラドのNBAチーム、デンバー・ナゲッツのアーロン・ゴードン選手とブランドアンバサダー契約を締結した。彼は科学や技術、工学、数学の分野で、恵まれない地域の若者たちに教育の機会を提供する基金を家族とともに主宰しており、SAXXは彼の基金にも寄付活動を行っている。
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「ブランドはどんどん成長していますが、創業者の原体験から始まったものづくりへの思いは変わっていません。アンダーウエアにまつわるあらゆる不快を解消すること。このことをミッションとして、サックスは進化を続けます」
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従来のアンダーウエアは、平面の布を縫い合わせただけの“2次元のプロダクト”だった。
一方、SAXXは立体構造によって下半身全体を包み込む、“3次元のアンダーウエア”を実現している。着用時に得られる快適性は、まさに従来品とは別次元の領域といえるだろう。
Text by Ryota Osujo















