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わずか36g! SUUNTO史上最軽量を実現した、ランナーのためのスポーツウォッチ「Suunto Run」とは
1936年にフィンランドで創業されたSUUNTO(スント)。同社のスポーツウォッチは高機能かつ北欧ブランドらしいデザイン性の高さにより、世界中で愛されている。新登場となる「Suunto Run(スント ラン)」は、日常的にジョギングを楽しむ人から、レースで記録の更新を目指すシリアスランナーまで、すべてのランナーをサポートするために開発されたという。わずか36gの重さながらロングバッテリーを実現。ランナーに必要な機能を漏らさず備えた「Suunto Run」の実力に迫る。
ランナーのために設計された軽量・薄型モデル
「スントはAdventure Starts Here(ここから始まるアドベンチャー)というスローガンのもと、スポーツウォッチやダイビングコンピューターなどを展開しています。スポーツウォッチに関しては、大きくアドベンチャー、パフォーマンス、ダイビングに用途が分かれており、アドベンチャーは冒険や登山、パフォーマンスはトレーニングやランニングをする人に向けたものになります」と、スントジャパン カントリーマネージャーの西山和宏さん。 ハイキングやトレッキング、ダイビングを楽しむ人の中には、スントのスポーツウォッチを愛用しているという人もいるだろう。そして、新登場の「Suunto Run」は、その名の通りランニングに特化したモデルとなっている。

「すべてのランナーをサポートするSuunto Runは、ランナーが求める機能に特化し、それ以外のものを削ぎ落としたモデルになっています。その結果、わずか36gという軽量性と、厚さ11.5mmのスリム設計を実現しました」
超軽量・超薄型設計ながら、しっかりと長時間駆動を実現しているのもランナーにとってうれしいポイントだろう。GPSを使用するトレーニングモードで最長20時間、日常使用(アクティビティと睡眠の追跡)で最長12日間。ランニングをする度にバッテリー残量が気になるといったことは起こらないだろう。

視認性の高さ、シンプルな操作性も魅力
高精細な1.32インチAMOLEDディスプレイを採用。昼でも夜でも高い視認性を確保。日差しが強い日は表示が見にくい、夜はペースや距離の確認がしにくいといったことがない。耐久性に優れたゴリラガラスを採用。防水性(50m)もあるので、雨の日も安心して使うことができる。
トレーニング後に走行ルートが確認できるのはもちろん、Sunntoアプリとの連携でトレーニング内容やアクティビティレベル、リカバリー状況などをより深く把握することができる。マラソンモード、トラックランニング、自分の目標ペースを設定しガイドするゴーストランナーといった専用機能を活用することで、ペース調整、レースのシミュレーション、継続的なパフォーマンス分析も可能だ。
「実際に使っていただけるとわかるのですが、UI(ユーザーインターフェース)はとてもシンプルで直感的な操作が可能です。タッチパネルと本体右側にある3つのボタンで操作するというのは、スントのスポーツウォッチで共通の仕様なので、スントの別のモデルを使ったことがある人は迷わず使うことができますし、逆にSunnto Runユーザーがスントの別モデルに移行する際もスムーズです」
筆者はスントの過去モデルを使っていたことがあるが、基本的な操作方法は変わっていなかったので、説明書を見ずにサクサクと操作することができた。
「また高精度のGNSS(Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)ナビゲーション機能(GPS、GLONASS、GALILEO、QZSS、BEIDOUを使用)を備えていること、北欧ブランドらしい洗練されたデザイン、エントリー層が手に取りやすい価格(税込みで43,890円)もSuunto Runの魅力に挙げられると思います」

「Suunto Run」に搭載されていないものとは?
36gという超軽量と11.5mmという超薄型を実現。ランナーが求める機能を十二分に備え、そのうえ低価格。「Suunto Run」はランナーにとっては申し分ないスポーツウォッチといえるわけだが、重量やコストを抑えるために削ぎ落とされた部分も気になるところだろう。 そのひとつはSuunto Plus(スント プラス)。トレーニングやアウトドアアクティビティをより便利にするための拡張機能で(「Suunto Vertical(スント バーティカル)」や「Suunto 9 Peak Pro(スント 9 ピーク プロ)」などが対応している)、Suunto Plus Storeには、定期的に新たなアプリケーションがアップされている。つまり、「Suunto Run」は拡張性に関しては他モデルに劣るということになる。
また「Suunto Run」には、サイクリング、ヨガ、筋力トレーニングなどを含む34種類のスポーツモードが搭載されているが、たとえば「Suunto 9 Peak Pro」の場合は、これが95種類以上となる。また、「Suunto Vertical」に搭載されているような地図機能もない。
とはいえ、ランナーが欲しい機能は過不足なく備えているので問題はなく、その分の恩恵(超軽量、超薄型、低価格)を存分に享受したい。
また「Suunto Run」には音楽を取り込むことが可能(4GB)なのだが、スントは、ランニング時の使用に適した骨伝導ヘッドホン「Suunto WIng(スント ウイング)」を展開している。音楽を聴きながら周囲の音も聞き取ることができ、防水・防塵仕様なので、汗や埃も気にならない。ヘッドジェスチャーによる操作にも対応しているうえ、LEDライトが夜間の視認性を高めてくれる。
音楽を聴きながら走りたいランナーは併せてチェックしてみてほしい。


PROFILE
西山 和宏(にしやま かずひろ)
スントジャパン カントリーマネージャー
Text by Fumihito Kouzu












