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キーワードはオフコート、カジュアルに着るスポーツブランド「Wilson(ウイルソン)」

2026.02.09
100年以上の歴史を通じてスポーツ界に貢献してきた実績を持つ、世界的スポーツブランド「Wilson(ウイルソン)」。
スポーツブランドとしてのイメージが強い一方で、機能的なクオリティはもちろん、汎用性の高さや洗練されたデザインによって、デイリーウエアとしても愛用されている。
今回はアメアスポーツジャパン株式会社 ウイルソン ラケットスポーツ&ソフトグッズ マーケティングマネージャーの斉藤由紀さんに、Wilsonのルーツやブランドの魅力、さらにデイリーウエアとして着用できるおすすめのアイテムについて話を伺った。

100年以上の歴史を持つWilson、その原点と現在

「Wilsonは1913年、アメリカ・シカゴで誕生しました。その経歴は少し変わっており、当初は精肉店として開業し、食肉加工業の副産物を活用した革製品やボール、グローブなどを製造していました。そこから徐々にスポーツ用品に特化していきます。
現在では、テニス、野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、ゴルフなど、幅広い競技に向けた高性能なスポーツ用品を生産し、さらにアパレル、フットウエア、アクセサリーへと展開を広げています」
1940年代・1970年代などのWilsonのビジュアル
「現在では世界的なリーディングブランドとして、テニス、バスケットボール、野球、アメリカンフットボールの4競技において、世界シェアナンバーワンを誇っています。
バスケットボールではNBA、アメリカンフットボールではNFLのオフィシャルボールにWilson製品が採用されています。また、MLBをはじめとする世界の野球シーンにおいても、バットとグローブのシェアはナンバーワンで、この4カテゴリーのスポーツ用品のシェアにおいて、Wilsonは世界的にトップを走り続けています。
なかでもWilsonはテニスのイメージが強いブランドだと思います。Wilsonは、世界のトップ100のプレーヤー使用率No.1ブランドであり、もっとも多くの選手が使用しているラケットもWilsonです。
さらに、全仏オープンと全米オープンではテニスボールのオフィシャルサプライヤーとオフィシャルストリンガーを務めています。世界的に有名なテニスプレーヤーであるロジャー・フェデラー選手や、錦織圭選手もWilsonのラケットを愛用してきました。
Wilsonは、2026年1月、現在世界ランキング6位のアレックス・デミノー選手をはじめツアートップ選手とラケットだけではなく、ウエアからシューズまでトータルでの契約を行うことをWilsonは発表しました。Wilsonといえばテニスラケットのイメージが強く浸透していますが、さらにウエア、シューズの認知も拡大していくことに強化しています。そうした背景からもWilson=テニスというイメージが強く浸透しているのだと思います」

カジュアルに着るWilson──キーワードは“オフコート”

ブランドの歴史や現在の展開を見てきたところで、ここからはWilsonをファッションとして楽しむ提案に注目していきたい。まずは、定番アイテムから紹介していく。
「Wilsonのアパレルがどのようなコンセプトで作られているかというと、テニスプレーヤーが試合をしているときの“オンコート”、そして試合後もそのまま着られるようなアパレルを“オフコート”というキーワードで捉え、テニスを軸としたスポーツウエアを展開しています。
定番アイテムといっても時代によってさまざまに移り変わってきましたが、Wilsonの伝統的なロゴをあしらったアイテムは、いつの時代にもラインナップされています。クラシックなデザインからインスピレーションを得たこのパーカーは、ヘビーウェイトな生地と立体感のあるロゴ刺繍による、しっかりとした作りが印象的な一着です。
このアイテムはロサンゼルスでデザインされ、Made in USAコットンの素材を使用されており、オン・オフを問わず、さまざまなシーンで着回しやすい一枚となっています」
ウイルソン アメリカ フーディー 19,800円(税込)
「ウイルソン アメリカ」のネームタグ
「同じくロサンゼルスでデザインされ、Made in USAコットンの素材を使用されているスウェットパンツも展開されています。商品名は『ジョガー』です。快適さとスタイリッシュさを兼ね備え、さりげなくあしらわれた『W』の刺繍がアクセントになっています。先ほどのパーカーや、同シリーズのクルーネックとのセットアップもおすすめです」
ウイルソン アメリカ ジョガー 15,400円(税込)

クラシックなデザインに、現代のテクノロジーを融合

Wilsonの定番アイテムを紹介したところで、続いては、今シーズンのラインナップについても話を聞いていく。
「本国アメリカのデザインチームは、今シーズンのデザインワークについて、100年以上にわたるブランドの歴史を掘り下げ、そこに現代のテクノロジーを加えることで、アイテムを蘇らせていると語っています。
1990年代のシンプルさと、2000年代にファッションシーンで起こった大きな変化、色や質感、パターンといった要素を取り入れ、それらに最新のテクノロジーを掛け合わせることで、最高峰のコレクションを作り上げています。
スポーツとファッションの両分野で起きている変化を融合させ、最高のパフォーマンスを発揮しながらも、日常の普段着として着たいと思わせるテクノロジーが、Wilsonのウエアには搭載されています。これを『ステルステクノロジー』と呼んでおり、その特徴が分かりやすいものとして、コレクションの中から『ビルトモア ケーブル ポロ』紹介したいと思います。
クラシックなケーブル編みに現代的な機能を融合させたポロシャツで、速乾性とストレッチ性のある素材を使用し、一日中快適な着心地を実現しています。タイムレスなスタイルと機能性を兼ね備えた一枚です」
ビルトモア ケーブル ポロ 15,400円(税込)

ラケット収納も可能な、タウンユース向けトートバッグ

さらに、機能性とクラシックなデザインが融合したアイテムにも注目していく。
「センターコートをモチーフにし、『Playing center court since 1914.』と記された文字が、伝統を感じさせるクラシックなデザインのトートバッグです。普段使いにも取り入れやすく、ラケットが収納できるサイズに設計されています。
本格的な競技用ではありませんが、気軽にテニスを楽しむためのアイテムとしてデザインされています」
ドゥーオール トート 9,900円(税込)

日本初の直営店「ウイルソン 東京丸の内ブランドストア」

Wilson日本初となる常設の直営店「ウイルソン 東京丸の内ブランドストア」は、日本のビジネスと文化の中心地である東京・丸の内に、昨年11月にグランドオープンした。
開放感のある広い店内に足を踏み入れると、右側にメンズ、左側にレディースのアイテムが並び、中央にはテニスラケットがディスプレイされている。さらに、過去のビジュアルも随所に展示されており、ブランドの歴史や世界観を体感できる空間となっている。
Wilsonが100年以上にわたり培ってきた技術力や品質、そしてデザインへのこだわりは、現在も進化を続けている。今後もスポーツとファッションの両分野において、大きな影響を与え続けていくことだろう。
ウイルソン 東京丸の内ブランドストア
東京都千代田区丸の内1-4-1丸の内永楽ビルディング1F
営業時間:11:00~20:00
定休日:無休(但し、1/1及び法定点検日は除く)

PROFILE

斉藤 由紀(さいとう ゆき)

アメアスポーツジャパン株式会社

ウイルソン ラケットスポーツ&ソフトグッズ、マーケティングマネージャー

米国大卒。外資系ファッション業界でマーケティングのキャリアを積み、現在はWilsonのテニスギアとアパレルのマーケティングマネージャーを務める。

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