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1,900円で疲労回復を叶える、ワークマン「メディヒール ルームパイル長袖クルーネック」の実力

2025.08.01
近年盛り上がりを見せている、疲労回復ウエア。テレビコマーシャルで見かけることも増えたが、実はあのワークマンも疲労回復ウエアを展開しており、しかもその売り上げを急拡大させていることをご存じだろうか。
 今回は「メディヒール ルームパイル長袖クルーネック」の開発に携わった、株式会社ワークマン製品開発部第2部マネージャーの半田峻也さんに、ワークマン公式アンバサダーである山田耕史が話を伺った。

セラミックスの力で体から放出される遠赤外線を輻射することで疲労を回復

山田耕史(以下、山田)「メディヒール」シリーズの展開が始まったのはいつからですか?
半田峻也(以下、半田)2021年からです。当初はワーカー向けのコンプレッションウエアのみの展開でした。「着るエナジードリンク」という触れ込みで、仕事をしながら疲労回復を図るというアイテムだったんですが、意外性がウケたのか多くの方にご好評をいただきました。
山田その頃、他社にも似たような商品はあったのでしょうか?
半田ほとんどありませんでした。大手量販店さんなどが、ちらほらとやられていたくらいですね。
山田改めて、「メディヒール」の効果を教えていただけますか?
半田「疲労回復」「血行促進」「筋肉のハリ、コリの緩和」そして「筋肉の疲れを軽減」の4つです。
山田これらの効果はどういった仕組みで実現されているのでしょうか?
半田繊維に練り込んだセラミックスが、体から放出される遠赤外線を輻射することで血行を促進しているんです。温泉では温かいお湯で体を温めて血行を促進させますが、「メディヒール」はお湯の代わりに遠赤外線を使う、というイメージです。
山田やはり消費者が気になるのは、「メディヒール」が実際に効くのかどうかです。半田さんは実際に着用されているのでしょうか?
半田毎日着ています。あくまでも僕個人の意見ですが、疲労が回復しているような感覚はありますね。ずっと着ているので、逆に着ないと不安になってしまうくらいです(笑)。ワークマンの社員では、かなり明確に効果を感じている人もいるようです。
山田お客さんの反応はいかがでしょうか?
半田販売する前はクレームがあるのでは、と身構えていたんですが、「まったく効果がなかった」というようなご意見はいただいていません。総じてポジティブなご意見が多いですね。
山田「メディヒール ルームパイル長袖クルーネック」について詳しく教えてください。
半田主にルームウエアとしての着用を想定しているので、快適性を重視しています。特に、生地のストレッチ性の高さにはかなりこだわりました。
ワークマンでは製品の機能としてストレッチを謳う場合、満たさなければならない社内基準の数値があるのですが、「メディヒール ルームパイル長袖クルーネック」はそれを大きく上回るストレッチ性を備えています。
 また、パイル生地の肌触りの良さにも追求しました。タオルのような感触の生地なので、自分の腕を枕代わりにしたときも、寝心地が良いと思いますよ(笑)。
「メディヒール ルームパイル長袖クルーネック」8月下旬発売予定(1,900円。税込)
山田デザインはかなりシンプルですね。昔のワークマンだと、大きなロゴが入っていたり、ライムイエローのステッチが入っていたりしたものですが(笑)。
半田ブラック、ネイビー、グレーのベーシックなカラー展開です。ユニセックス展開で、Mサイズでしたら女性も着用可能です。
半田2025年秋冬ではジップアップブルゾンも展開します。
「メディヒール ウォームフリースジャケット」10月発売予定(2,500円。税込)

他社の5分の1の低価格を実現させている理由

山田「メディヒール」シリーズの特徴は他のワークマン製品とはかなり違っていますが、製造の段階で苦労されることなどはあったのでしょうか?
半田一般医療機器として疲労回復などの効果を謳う場合は、商品を実際に使った臨床試験をクリアしなければなりません。ワークマンではその工程を外部企業に委託しているのですが、他の製品と違ってそういうコストが価格に上乗せされてしまうのは大変ですね。
山田「メディヒール ルームパイル長袖クルーネック」は1,900円、ロングパンツも1,900円、レギンスは1,500円と、他のワークマン製品と変わらない低価格です。ですが、同様の効果を謳う他社製品には5倍以上の価格になるものもあります。この値段の差はどうやって生まれているのでしょうか?
半田臨床試験に関するコストは、おそらく他社さんもそんなに変わらないと思います。低価格を実現させている要因として大きいのは、やはり他のワークマン製品と同様に大量生産によるコストダウンですね。
また、遠赤外線効果があるセラミックスを糸にどれくらい練り込むかで、価格も変わってきます。ワークマンは30%台、他社さんは40%台だと聞いています。
 それに加え、「メディヒール」ではほとんど広告宣伝を行っていないということも大きいと思います。他社さんがやられているような大規模なテレビコマーシャルは、やはり莫大な費用がかかりますから。
とはいえ、他社さんのコマーシャルのおかげで、最近こういった疲労回復ウエアにかなり注目が集まっているようです。これまでも「メディヒール」の売り上げは毎年右肩上がりでしたが、2024年秋冬から爆発的に伸びたんです。
山田「メディヒール」シリーズは今後どういった製品を展開される予定ですか?
半田2025年秋冬では、寝具と靴下を展開します。その後はまだ企画段階ですが、新たな機能をプラスしたプレミアムラインのようなアイテムもつくってみたいですね。筋肉のコリをほぐすために磁石を加えるなど、最強のリカバリーウエアを目指してさまざまな挑戦をしてみたいと思っています。
山田楽しみにしています。

PROFILE

半田 峻也(はんだ しゅんや)

株式会社 ワークマン製品開発部第2部マネージャー

PROFILE

山田 耕史(やまだ こうじ)

ファッションアナリスト/ワークマン公式アンバサダー

「山田耕史のファッションブログ」を中心にフリーランスとして活動。著書に『結局、男の服は普通がいい 世界一かんたん、一生使えるオシャレの方程式』(KADOKAWA)

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