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ON/OFF SKIN – 僕らの美容、これからの美容

「奇跡の45歳」アインシュタイン河井ゆずるが美容にこだわるワケ

2026.02.25
「ON/OFF SKIN —僕らの美容、これからの美容—」Vol.3に登場するのは、お笑い界で“奇跡の45歳”と称される、アインシュタインの河井ゆずるさんだ。撮影現場に現れた河井さんは、その呼び名に違わぬ、年齢を感じさせないつややかな美肌の持ち主。その圧倒的なコンディションの良さは、現場スタッフの間でも大きな話題となった。
今回は、そんな彼に美肌の秘訣を詳しくインタビュー。芸人としての「戦闘力」を支えるONの美容と、プライベートな時間を充実させるOFFのケア。2つの視点から、彼がたどり着いた美容への向き合い方に迫る。

PROFILE

河井ゆずる(かわい ゆずる)

1980年11月28日生まれ、大阪府出身。大阪NSC第26期生。2003年にデビュー。2010年に稲田直樹さんとお笑いコンビ「アインシュタイン」を結成。M-1グランプリでは5度の準決勝進出を果たす。劇場、テレビなどで活躍するほか、YouTubeチャンネル「YouTubeシュタイン」も人気を集めている。

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コンビ結成が「美」への転換点

45歳には見えない美肌ですが、美容に目覚めたきっかけを教えてください。
もともと乾燥肌で、すぐ粉を吹いてしまうタイプだったので、保湿自体は若い頃からしていました。ただ、本格的にスキンケアを意識したのは30歳ぐらいから。最初に買ったのはラ ロッシュ ポゼでした。美容に目覚めたきっかけとして大きかったのは、稲田とコンビを組んだことです。
コンビ結成が美容に結びつくのですか?
『僕だけでも頑張らないと』っていう、危機感に近いものです(笑)。稲田はたぶん、僕がアドバイスをしても聞かないと思うので、それなら僕が2人分やらないと……。とはいえ、普通のコンビに比べたら、まだちょっと清潔感が足りていない気もしますけど(笑)。
でも、今のようにしっかり手入れをするようになったのは35歳ぐらいからですね。
35歳を境に、美容に対する考え方に変化があったのでしょうか。
ひとつは、人様に迷惑をかけたくないという気持ちですね。清潔感のないおじさんを見ると、同性でも思うところがあるじゃないですか。若い頃は多少清潔感に欠けていても、若さゆえの勢いというか、『総合点』でカバーできる。でも年齢を重ねるとその総合点は下がっていくのが普通なので、だったら清潔感の点数を意識的に上げないといけないな、と。
じゃあ、どうしたら今のコンディションを保てるのか。そう考えたとき、体調が万全であることや、美容に取り組める心の余裕など、まず『健康であること』が大切だなと思うようになりました。だからインナーケアも重視しています。体がボロボロの状態で、高い化粧水をバシャバシャ塗っても意味がないですから。
30歳、35歳、そして45歳と、年齢を重ねて変化は感じていますか?
もちろん感じていますよ! たとえば、昔は朝1回保湿をすれば夜までしっとりしていたのに、今では夕方には『カサカサやんけ!』ってなりますから(笑)。加齢とともに肌の水分量が減っているのを実感しています。
でも一方で、30歳の頃よりも肌の状態は明らかに良いですし、粉を吹くこともなくなりました。続けてきて良かったなと思っています。
美容において、今の課題は?
若々しくはいたいけれど、やりすぎは良くないと思っていて。ただ、この前久しぶりに同級生と会ったんですが、彼らを見たときに『僕、やりすぎてるな……』って思いました(笑)。若々しさと年相応のバランスには気をつけていきたいですね。

5年愛用の名品から「ノーメイク出演」の裏側まで

そんな河井さんが愛用しているスキンケアアイテムを教えてください。
いろいろ試したいので、化粧水やクリームは使い終わったら違うものを買うんですが、唯一、5年ぐらい使い続けているのが『バイブル グロス ファクター プレミアム』という美容液です。
有楽町の劇場で記者会見があったとき、メイクさんから『これだけでも塗られますか?』と言われて、塗ってすぐに『これ買います!』と即決しました。ブースターのような位置付けで、これを使うと化粧水の浸透が良くなるというか、乾きにくくなる感覚があります。
今の自分の肌に一番合っているなと思うのは、ポーラの『B.Aシリーズ』ですね。化粧水、美容液、クリームをライン使いしています。
河井さんが実際に使用しているポーラ『B.Aシリーズ』
韓国コスメも好きで、最近はHISTOLABの『ヒアルロンコンプレックス アンプル83』や、JM solutionの『スキンブースト ヴィタC マスク1.0』も保湿力が高くて気に入っています。
HISTOLABの『ヒアルロンコンプレックス アンプル83』
JM solutionの『スキンブースト ヴィタC マスク1.0』
とにかく、気になったものは一度使ってみるのが僕のスタンスです。
舞台やテレビに出る、ONのときの美容のこだわりはありますか?
僕はテレビに出るときも、基本的にメイクをほとんどしないんです。なので『何歳までノーメイクでテレビに出られるか』をひとつの目標にしています。
ただ、朝早くから夜遅くまで仕事の日も多いので、出番のたびに肌をチェックして、乾燥していたらこまめに保湿をしています。がっつりやらなくても、化粧水、乳液、クリームをサッと塗るだけでも違いますから。だから僕、異様に荷物が多いんです(笑)。
仕事現場で「美容が戦闘力になる」と感じる瞬間はありますか?
レインボーの池田(直人)がいるときですね(笑)。でも、現場で一緒になると「何を使っているんですか?」と聞いてくれたり、逆に僕も聞いたりして。方向は違うけれど、お互いに頑張っているなと思います。
OFFの日は、どのようなケアをされているのでしょうか。
セルフケアというより、ヘッドスパやサウナなど、家や自分ではできないケアに時間を使うことが多いですね。特に髪に関しては、コンビとして『ハゲたら終わり』だと思っているので(笑)。
実は35歳ぐらいのときに、もともと太かった髪が急に細くなってきたと感じて、すごく焦った時期があったんですよ。『やっぱり年齢とともに細くなるねんな』と痛感したんですが、そこからスカルプ系のシャンプーやコンディショナーを導入したり、食事にも気を遣うようにしたりして。
そうしたケアを継続したことで、幸いまた太さが戻ってきました。年相応に減っていくのは仕方ないとしても、あきらめずに抗うことで、今の健康的な状態を維持できています。
ヘッドスパやサウナに行かれるということは、OFFはリラックスタイムということでしょうか?
あまり良い言い方じゃないかもしれませんが、仕事もオフのようなものなので(笑)、休みの日に『オフだから何かをしなきゃ』みたいに意識したことはないんです。
もちろん現場では緊張感があるし、疲れたと思う日もあります。でも、『オフだから時間を大事にしなきゃ』と考えすぎるのも、逆にしんどいじゃないですか。考え方次第で、僕はストレスはないと思っています。

これからケアを始める男性へのアドバイス

最近は美容のお仕事も増えていますよね。
僕は大阪出身ですし、地方でもお仕事をさせていただきますが、やはり東京の方が美容のお仕事は多いですね。東京はメイクをしている若い男性が圧倒的に多いと感じます。ただ、大阪も文化がまだ浸透しきっていないだけで、これからグッと増えていくはず。その可能性は十分に感じていますよ。
最後に、肌ケアを始めようと思った読者にアドバイスをお願いします。
まずは基本の化粧水と乳液だけで十分です。そのとき、ちょっと背伸びをして3,000円ぐらいのアイテムを買うのがおすすめです。
もし今すでに何か使っているなら、今の倍ぐらいの価格のものを買ってみる。そうすると『使い切らないともったいない!』という心理が働くので、無理なく続けられる。実際、僕もそうでしたから。ただ、高すぎるとビビって少量しか使わなくなるので、あくまで『ちょっと背伸び』くらいがちょうどいいですね。
肌の状態がいいと、やっぱり気分も上がります。多くの男性に、まずはその一歩を踏み出してほしいです。

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Photo by Akinori Kawanishi

Text by 林田順子

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