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2024.09.21

ONE BY KOSÉ、根深い毛穴悩みに応える『クリアピール セラム』で新たなファン層を獲得

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株式会社コーセーが手がける、独自の技術力を集結した高機能ブランドONE BY KOSÉ(ワンバイコーセー)。2024年は毛穴ケアアイテムとして『クリアピール セラム』をリリースすると、各種美容メディアで高評価を受け、上半期ベストコスメ14冠を獲得した。
7月にFashion Tech Newsが開催したイベント「FTN sessions03 毛穴の世界」では、メインステージにて、モデルと美容家によるセッション形式で『クリアピール セラム』の魅力を伝えた。
注目を浴びるヒット商品である『クリアピール セラム』の開発背景を聞いたところ、唯一無二のアイテムの魅力や、ブランドにもたらした影響が見えた。

ユーザーの悩みに寄り添い、まったく新しいアプローチで根深い毛穴悩み解決へ

『クリアピール セラム』の企画開発がスタートした背景を教えてください。
小川ONE BY KOSÉは、2017年の薬用導入美容液のデビューより機能特化型商品を展開しています。肌悩み解決のエキスパートとしてお客様の肌悩みに寄り添い、解決に導く商品を展開してきました。そこで今回着目したのが毛穴悩みです。
当社の調査で、10代~50代の肌悩みトップ4位までに必ずランクインしているのが
「毛穴の目立ち」と判明。年代、肌質関係なく多くの方がもつお悩みで、コロナ禍を経て肌そのものをきれいにしたい、毛穴悩みを解決したいというニーズがさらに高まっていました。
2023年には、ONE BY KOSÉから毛穴悩みにアプローチするクレンジング『ポアクリアオイル』を発売。発売以来大変ご好評をいただいており、『クリアピール セラム』はそれに続く商品になっています。
「毛穴悩みに先手を打つ」というコピーがとてもキャッチーですが、具体的にどのような機能や効果を表しているのでしょうか。
小川毛穴悩みの調査を深掘りすると、「毛穴ケアしても次の日にはもう毛穴が目立つ」「毛穴ケアできるクレンジング、洗顔はすでに使っているけど毛穴悩みはなくならない」「毛穴悩みのもとである角栓は、取っても取っても同じ場所に繰り返しできる」「毛穴は気になるけど肌ダメージになるものは使いたくない」「毛穴って永遠の悩みなので美容医療じゃないと改善できないのではないか」などと、すでに毛穴ケアをしている上でも、その悩みは根深いことがわかりました。
今までのアイテムはできてしまった毛穴(角栓)を取り除くアプローチや、肌を引きしめて毛穴を小さく見せるというアプローチはあるものの、そもそもの毛穴悩みの根本解決にはいたっていなかったのです。
そこで今回は、ケアしても繰り返しできてしまう、詰まり毛穴や黒ずみ毛穴の要因である「角栓戻り」に着目しました。今までにはないまったく新しいアプローチで、根深い角栓悩みの根本解決の方法を模索したのです。
当社の技術力や研究成果を生かし、角栓戻りへのアプローチ、ふきとることで古い角質をオフする角質ケア、保湿をすることで「毛穴悩みに先手を打つ」アイテムが完成しました。
毛穴ケア、角質ケア、保湿ケアを1本で叶えるアイテムですが、3つすべてを実現させるにあたり、工夫された点をお聞かせください。
下国毛穴ケアの効果を一番実感していただくためには、どのような剤型が適切か検討しました。今回のキー成分によるアプローチは、使い続けていただくことで効果を発揮するというものだからです。
しかし、毛穴悩みがある方の心理としては、今すぐにでも毛穴を目立たなくさせたいというニーズがあったため、即時効果もありながら、継続使用することで毛穴をよりクリアにすることが必要であると考えました。
そこで行きついたのが、その効果を兼ね備えるふきとり美容液という剤型です。ふきとることによって、今ある毛穴汚れや角質ケアをしながら、未来の毛穴ケアまで叶えることができるようになりました。
使用感に関しては、毛穴悩みをお持ちのすべての方にご満足いただける、うるおって“ちゅるんとした肌”を目指しました。ふきとるタイプは、洗顔ではとり切れない汚れや古い角質をコットンでふきとるため、さっぱりとした使用感のものが中心。汚れがすっきり落ちた実感が高い一方で、乾燥感が気になる、肌への摩擦(コットン使用でのこすれ)が気になるという声も上がっていました。
『クリアピール セラム』は、毛穴にお悩みのすべての方におすすめしたかったので、お手入れ後の肌がちゅるんとうるおう実感や、コットンによる摩擦を感じにくいような厚みにこだわるなど工夫をしました。
御社の研究やこれまでの製品開発の知見を新製品という形に落とし込むにあたり、研究者目線と製品開発者目線で意見をすり合わせるのが難しいポイントはありましたか?
下国ふきとりのアイテムだと使用感がさっぱりするものが多いなか、なぜ保湿感が必要なのかというところをすり合わせる必要がありました。
今回作りたいのは、今までの慣例にとらわれない、すべての人に対応した毛穴ケアの美容液であること、それを叶える剤型がふきとり用であることなど、作りたいもののイメージを共有していきました。
コーセー製品開発研究所
コーセー製品開発研究所
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