人口減少による人手不足やコロナ禍もあり非対面接客へのニーズも高まるなか、「無人販売店舗」と「オンラインカウンセリング」を掛け合わせた、これまでにない新しいサービスの提供を実現している。
欲しいものが手軽に、すぐに買える。──時代に合わせて誕生したそんな「ORBIS Smart Stand」について、同社で店舗事業の統括を行う石田龍太郎さんに話をうかがった。
PROFILE|プロフィール
石田 龍太郎(いしだ りゅうたろう)
オルビス株式会社 CRM・メディア戦略部 店舗統括担当部長 オルビス入社後、情報システム部にて、物流機能や受注機能など通販基幹システムの開発運用に従事。その後、グループマネジャーとして通販の新機能追加や基幹インフラ再構築などのマネジメントを行い、海外シンガポール法人のECサイト立ち上げも経験。2018年より、営業部 店舗営業グループマネジャーとして直営店の売上拡大や人事を担当し、直営店に加えてBtoB事業の販路を拡大。2023年1月から店舗事業の統括を行う。
時代背景とともに変化していく販売の形を体現 新しいカタチの店舗「ORBIS Smart Stand」については、いつ頃から計画をされていたのですか? 2021年9月頃から、無人決済システムを提供しているTOUCH TO GO社さんと話を進めてきました。当時はコロナ禍ということもあり、店舗にビューティーアドバイザー(美容部員)を常駐させつつ黒字化していことが難しく、また、将来的な人口減少による人員不足への懸念もありました。そのため、固定費を抑えながら売り上げを確保できる店舗を作ることができないかと考え、構想を練っていました。この記事は会員限定です。 登録すると続きをお読みいただけます。 会員登録でできること
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