8ホールブーツや3ホールシューズで知られる同ブランドだが、近年はサンダルも熱い支持を集めている。ドクターマーチンのサンダルはどのようにして誕生し、現在の人気に至っているのだろうか。同社のマーケティング・PRを務める山崎菜美子さんに話を聞いた。
ドクターマーチンらしさは継承しつつ、履き心地をアップデートしたサンダル
1901年に製靴業を開始し、1960年に8ホールブーツの最初のモデルである「1460」の生産を開始した「ドクターマーチン」が、サンダルの展開をスタートしたのは1990年代だ。当初はブーツやシューズ にも採用されている「Air Wair(エアー ウェアー)」と呼ばれるエアクッションソールをサンダルにも応用。それから約30年の間に、トレンドや利用シーンの変化に合わせて進化を続けてきた。
「サンダルはブーツなどと比べてファッションに取り入れやすく、手に取りやすい価格帯でもあるので、お客様とドクターマーチンとの初めての接点になるケースも多いです。