新型コロナウイルスの感染拡大によりEC需要が伸びた。同時に、その裏側では大量の滞留在庫と廃棄物が発生しており、これら2点はECの大きな課題となっている。
そんな課題を解決すべくEC事業を展開するHamee株式会社では、株式会社モノファクトリーと共同で滞留在庫循環型プロジェクト「RUKAMOゼロ」を立ち上げた。これまでHamee株式会社では、滞留在庫や大量廃棄の発生を深刻な環境問題につながりかねないEC事業の業界課題として捉え、滞留在庫の流通を促進するプロジェクト「RUKAMO」の開設や、滞留在庫を使ったアート作品「アップサイクルアート」を制作・販売する取り組みを行ってきた。今回立ち上げられた「RUKAMO ゼロ」はどのようなプロジェクトなのか。Hamee株式会社サステナブル・トランスフォーメーション室の宮口 拓也さんに話を聞いていく。 ネットショップの廃棄物をゼロに
世界では1秒間にテニスコート15面分の森林が失われているといわれている。このペースで地球温暖化が進むと、企業の持続どころか未来の人類は健康で幸福に暮らすことができなくなる。そんな状況下において、Hamee株式会社が考える“地球のために今できる一番意義のある”ことは「ネットショップの廃棄物をゼロにする」ことだという。この記事は会員限定です。
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