リモートワーク下における重要なツールとして、メタバースの活用がスタンダードとなり、距離を感じさせない双方向のコミュニケーションが可能となった。このメタバースを、企業のマーケティングやファンエンゲージメント向上に特化させたプラットフォームとして、展開を試みているのが「
SYNMN(シナモン)」だ。
今回、SYNMNの開発・運営を行う
株式会社Synamonの取締役/COOである武井勇樹さんに、BtoBtoC(Business to Business to Consumer)に特化したメタバースプラットフォームの可能性について聞いた。
「SYNMN」がもたらすメリットとは
同社は、企業向けにXRのテクノロジーを技術支援する会社としてスタートし、2022年10月にSYNMNの提供を開始した。SYNMNはマルチデバイスでIPやブランドの3D空間を楽しめるメタバースプラットフォームとなっており、スマートフォン・PC・VRデバイスのすべてから、アクセスすることができる。
ファンマーケティングに主軸を置いたメタバースプラットフォームとのことだが、企業とユーザーには一体どんなメリットがあるのだろうか。
「SYNMNは企業向けのメタバースプラットフォームとして、ユーザー、すなわち顧客と双方向のコミュニケーションを実現し、効果的なマーケティング活動を行うためのものです。特にZ世代(デジタルネイティブ層)との相性を意識した設計になっています。