チョコレートやスイーツなど、私たちの“好き”が詰め込まれた「
Q-pot.(キューポット)」のアクセサリー。今では、スイーツモチーフのアクセサリーは定番となっているが、平成のスイーツアクセサリーブームを牽引し、その先駆けとなったのがQ-pot.である。
2002年からスタートしたQ-pot.は、アクセサリーだけではなく、
Q-pot CAFE.からコラボレーションまでさまざまな形で私たちを楽しませてくれた。
今年で23周年を迎えるQ-pot.は、どのような軌跡を歩んできたのだろうか。今回は、Q-pot.デザイナー・ワカマツ タダアキさんにお話を伺った。
世の中にスイーツアクセサリーが誕生した経緯
Q-pot.のアクセサリーを初めて見たときに、心がときめいた人は多いだろう。本物のようなリアルなスイーツのマカロンや、チョコレートをモチーフとしたアクセサリーは、今まで見たことがない「新しさ」があった。筆者も初めて見たときは、そのキュートなルックスに心を奪われたひとりだが、どのような経緯でQ-pot.はスタートしたのだろうか。
「子どもの頃から工作や絵を描くことが好きで、当初は美大進学を考えたこともありましたが、メンズノンノのモデルに合格したことをきっかけに、ファッション業界と近い関係を持つようになりました。