ライダースジャケットといえば「
Schott(ショット)」をまず思い浮かべる人も多いのではないだろうか。バイカーの必需品として、ファッションアイテムとして、Schottのライダースジャケットは時代、世代、そして国を超えて世界中で愛されている。
2023年で110周年という節目を迎えたSchottの長い歴史を紐解き、世紀を超えて愛される名品たちを見ていきたいと思う。今回は
株式会社TSI 上野商会事業部 広告宣伝部 係長 山崎雄城さんにお話をお聞かせいただいた。
ニューヨークで「Schott Bros.(ショット ブロス)」という店を兄弟で営む
「SchottはIrving Schott(アーヴィン・ショット)氏とJack Schott(ジャック・ショット)氏のSchott兄弟が1913年にニューヨークで創業しました。レザー製品やレインコートのような雨具なども取り扱い、1920年代には『Schott Bros.(ショットブロス)』というショップも構えていました」「PERFECTO(パーフェクト)」シリーズというライダースジャケット
1928年ライダースジャケットの原型となるものがリリースされる。そのライダースのタグにはSchottの文字の他に「PERFECTO(パーフェクト)」と書かれ、以後末長くPERFECTOシリーズとして続いていくこととなる。