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2023.10.06

街で目にする「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」のバックパック「ホットショット」と「BC ヒューズボックス」そのルーツと機能を徹底解剖

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THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」。説明不要の世界的なアウトドアブランドで、創業は1966年、アメリカ、カリフォルニア州のバークレーにて誕生した。
登山、キャンプなど本格的なアウトドアブランドであると同時に、日常生活で使うアイテムとしても長年慣れ親しんでいる側面もある。そんなTHE NORTH FACEの数あるバックパックの中からもっともポピュラーにデイリーアイテムとして使われている、「Hot Shot(ホット ショット)」と「BC Fuse Box(BC ヒューズ ボックス)」を徹底解剖するべく株式会社ゴールドウイン ザ・ノース・フェイス エキップメントグループ マネージャーの門司陽佑さんにお話を伺った。

「Hot Shot」のファーストモデルでルーツを知る

最初に歴史ある「Hot Shot」の昔と今を見ていこう。28年という年月の中で驚くべき進化を遂げている。
「1995年、『Hot Shot』は最初から街使い用として生まれたわけではなく、もともとは小振りのアルパインパック(登山用バックパック)で、当時のライトウエイトモデルとして誕生しました。他のアルパインパックには付いているフレームがこのモデルにはなかったり、ポケットの中にたくさん作られるコンパートメント(仕切り)をシンプルにまとめたり、当時としては軽量なナイロンで作られたものでした。
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