心トキメク旅を提案するトラベルブランド「Aww(アウ)」は、サボテンレザーやアップルレザーを使ったサステナブルな商品に力を入れてきた。そしてこの夏、海洋ごみ問題の主な原因のひとつである使用済みの漁網(廃漁網)をリサイクルしたコレクション「Aww for the Blue Collection」を発表した。
このコラボレーションの背景には、豊かな海を守り、次世代へと繋いでいく一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUEの活動がある。国際的にも問題になっている海洋ごみ問題の解決に向け、企業間の連携をコーディネートし、廃漁網を活用した商品(Product for the Blue)づくりを通じて、資源の有効活用、海洋環境負荷の低減を目指している。
今回、Awwの創業者である石田めぐみさんとALLIANCE FOR THE BLUE代表の野村浩一さんに、問題となっている海洋ごみの存在とそこから生み出されるサステナブル商品の魅力をお聞きした。
PROFILE|プロフィール
石田 めぐみ(いしだ めぐみ)
トラベルアイテムブランド・Awwファウンダー、株式会社Moved CEO 大学時代のアメリカ・サンディエゴへの旅が人生のターニングポイントになった経験から、旅の楽しさ・素晴らしさを1人でも多くの人に体験してほしいという思いで、2020年トラベルブランド「Aww」をスタート。旅行用のスーツケースをはじめとした様々なトラベルグッズの展開や、トラベルコミュニティを運営する。
PROFILE|プロフィール
野村 浩一(のむら こういち)
ALLIANCE FOR THE BLUE代表 製造業で広報宣伝、CSR推進、中国事業推進、IRを経験し、2019年にコンサルタントとして独立。2020年に一般社団法人ALLIANCE FOR THE BLUEを設立。製造業での経験やサステナビリティコンサルタントとしての知見を活かし、恵み豊かな海の次世代への継承を目指す。
しかしながら、自分たちでできることには限界があり、地球環境のことを考えていくなかで、サステナブル素材の使用だけでなくもう一歩進んだ活動に繋げたいという思いと、旅行先で触れることの多い海に関連するアイテムを開発したい、そういった活動ができないかと探していたなかで、ALLIANCE FOR THE BLUEさんに出会いました。