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2020.09.10

ASICSとno new folk studioの共同開発で実現、スマートシューズが作るランニングの未来(後編)

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※音声読み上げ機能はAI生成のため、
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ASICS(アシックス)が、スマートシューズ「ORPHE(オルフェ)シリーズ」の開発で知られるno new folk studio(ノーニューフォークスタジオ)とランナー向けのスマートシューズを共同開発。優れた走行効率を追求したEVORIDE(エボライド)をベースに、専用センサーのORPHE CORE 2.0を搭載した「EVORIDE ORPHE(エボライド オルフェ)」の先行予約が、クラウドファンディングサイトのMakuake(マクアケ)でスタートしている。
「目標タイムを達成したい」「自己流では限界を感じる」というランナーをサポートしてくれるというスマートシューズだが、具体的にどんなことができ、着用することでランナーはどんな恩恵が受けられるのか。そしてスマートシューズが実装されたランニングシーンにはどんな未来が待ち受けているのか。
no new folk studioのCEO/Founderの菊川裕也さんと、アシックス スポーツ工学研究所 主任研究員の猪股貴志さんへの取材から紐解いていく。
左/猪股貴志さん 右/菊川裕也さん
左/猪股貴志さん 右/菊川裕也さん
PROFILE|プロフィール
猪股貴志

アシックス スポーツ工学研究所 主任研究員
㈱アシックスに入社以来、スポーツ工学研究所でスポーツシューズの構造設計や機能コンセプト立案に従事し、一般向けランニングシューズの研究開発のほか、トップ選手向けのサッカースパイクやバレーボールシューズなどの研究開発に取り組む。専門はバイオメカニクスおよびデータサイエンス。

PROFILE|プロフィール
菊川裕也

no new folk studioのCEO/Founder
2014年にno new folk studioを設立。2016年にLEDやモーションセンサーを搭載したスマートフットウェアORPHE ONEを発売し、話題となる。アジアデジタルアート大賞優秀賞、Music Hack Day Barcelona Sonar賞など受賞歴多数。

スマートシューズはランニングビギナーにやさしい

EVORIDE ORPHEのベースとなっているシューズは、優れた走行効率を追求したASICSの人気モデルの1つEVORIDE。弓形にカーブしたソールデザインや、反発性に優れたミッドソール素材などによって、足首部の屈曲を減らし、足関節のエネルギー消費を減らすガイドソールを採用している。専用センサーのORPHE CORE 2.0は、ミッドソールの土踏まず部分に搭載されているのだが、それも試行錯誤の上で決まったもの。

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