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2023.04.03

コットンの循環:「繊維 to 繊維」を目指す日清紡テキスタイル

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※音声読み上げ機能はAI生成のため、
読み間違いが発生する場合があります。
「日清紡〜♪名前は知ってるけど 日清紡〜♪何をやってるかは知らない」。この耳に残るリズムとキャッチコピーを耳にしたことがある人は多いだろう。だが、実際にどれほどの人が日清紡グループの取り組みを知っているだろうか。
注目したいのは、日清紡グループのなかでも、繊維を専門に扱う日清紡テキスタイル株式会社だ。私たちは衣服をはじめ、繊維に触れない日はない。もしかしたら、知らぬ間に同社のお世話になっているかもしれないのだ。
そこで今回、同社商品開発部の蓮蔵和彦さんと加藤泰美さんにお話を伺い、同社がもつ技術や商品、繊維業としての哲学を深掘りした。
PROFILE|プロフィール
(右から)蓮蔵和彦、加藤泰美
(右から)蓮蔵和彦、加藤泰美

蓮蔵和彦
日清紡テキスタイル株式会社 執行役員 兼 商品開発部長 兼 事業戦略室長
日清紡テキスタイルは「サステナブルな繊維事業」をスローガンに掲げ、「もったいない」というエコ精神を発揮して商品開発に取り組んでいる。「オイコス」や「めぐりコットン」に加えて「繊維 to 繊維」などのサーキュラーエコノミー型事業に向けた取組みを続けている。

加藤泰美
日清紡テキスタイル株式会社 商品開発部 商品企画課長 兼 事業戦略室専門課長
「糸」は綿の繊維が長いほど品質の良い「糸」を作ることができるので、繊維が短いリサイクルした綿を「糸」にすることはとても難しい。しかし、独自の技術でリサイクルした綿を使用した「めぐりコットン」の開発に成功し、次なる挑戦を進めている。

環境への配慮を第一に

開発素材事業部では、「環境・エネルギー」「健康・快適」を理念に掲げていらっしゃいますが、具体的な事業内容を教えてください。
蓮蔵開発素材事業部では、織らない布の不織布「オイコス」、スパンデックスというポリウレタン弾性繊維の「モビロン」、そしてウレタン素材の「エラストマー」の3つの素材を開発しています。
いずれも環境への取り組みを考え、製造→消費→リサイクルという循環や原材料のバイオマス化、製造工程の省力・省電力化に取り組んでいます。
そのなかでも、リサイクルが大きなポイントです。原材料の残りや取引先で余った素材を回収し、再原料化することに尽力しています。

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