20代半ばから50代にかけて、女性は妊娠や育児、更年期など多様な問題を抱えやすい。そのため、ライフマネジメントやヘルスマネジメントに悩んでしまう人もたくさんいる。
「仕事に育児にと忙しい女性が、自分自身を大切にできるようサポートしたい」と設立されたのが、「
株式会社WRAY(レイ)」だ。同社では女性のセルフケアに焦点を当て、さまざまな角度から生活をサポートする商品を展開している。
今回は、同社で代表取締役を務める谷内侑希子さんにインタビューを実施。WRAYの立ち上げに至った経緯や 展開している商品などについて、話を伺った。
PROFILE|プロフィール

谷内 侑希子(たにうち ゆきこ)
株式会社WRAY 代表取締役
外資系証券会社やコンサルティング会社で商品開発・経営企画などの経験を積み、2020年に株式会社WRAYを設立した。
お客様と一緒に商品を作ってみたい
WRAYを立ち上げた経緯を教えてください。
まず、なぜブランドを立ち上げることにしたかというと、私はコンサルティング会社に勤めているときにプライベートブランドの立ち上げに携わったことがあるのですが、そこ でブランドの立ち上げや商品開発の面白さに気付きました。ただ、同じ商品開発でも、お客様と一緒に商品を作ってみたいと考えるようになって。それに挑戦しようと思い、2020年に女性のセルフケアブランド「WRAY」を立ち上げました。女性のセルフケアブランドにした理由は、私自身もホルモンバランスの乱れによる女性特有の問題や、ライフマネジメントに関する問題に壁を感じたことがあったからです。これまで培ってきたマーケティングや経営、ブランド作りのノウハウを生かして、ブランドを通して女性をサポートできるようにしたいと考えました。