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2024.01.08

トライオンセッションで機能性を検証 「adidas TERREX」がアウトドアで支持される理由とは

アディダスが展開するアウトドアスポーツ・レーベル「adidas TERREX(アディダス テレックス)」。クライミング・トレイルランニング・ファストハイキングをはじめとしたスポーツで、自らの限界に挑むアスリートをサポート。過酷なアウトドア環境下でもアスリートのパフォーマンスを最大限に引き出す高機能プロダクトは、欧米で数々のアワード受賞している。
また「and wander(アンドワンダー)」とのコラボレーションも話題となり、アウトドアファンの支持を集めている。そんな「adidas TERREX」の最新プロダクトを体験するトライオンセッションに参加。その模様をレポートする。
「adidas TERREX」がオフィシャルパートナーを務めるトレイルランニング大会 「Fun Trails Round 秩父&奥武蔵」が、2023年11月18日、19日の2日間に渡って開催された。トライオンセッションの開催地もその舞台である埼玉県・秩父にある山。当日は、早朝から雨が降り続く天候だったが、雨天にも対応する「adidas TERREX」のシューズとウェアの機能性を体感するには、最適のコンディションといえたかもしれない。
実際にトレイルに入る前にプロダクトについての説明を受けた
実際にトレイルに入る前にプロダクトについての説明を受けた

雨天時も快適に歩けるハイキングシューズ

トライオンセッションで最初に試したシューズは「TERREX FREE HIKER 2.0 GORE-TEX HIKING(テレックス フリーハイカー 2.0 ゴアテックス ハイキング)」。標高差の少ないロングトレイルやハイキングでの着用を想定したモデルだ。
ミッドソールには、アディダスのランニングシューズでもお馴染みのクッション性と反発性に優れたBOOST(ブースト)フォームを。アウトソールには、路面がドライでもウェットでも確実なトラクションを発揮するContinental(コンチネンタル)ラバーを採用している。ハイレベルな防水性、防風性、透湿性を備えたGORE-TEXメンブレンを搭載しているので、雨天時でもシューズ内は快適にキープされる。
BOOSTフォームを採用したハイキングシューズ、テレックス フリーハイカー 2.0 ゴアテックス ハイキング。29,700円(税込)
BOOSTフォームを採用したハイキングシューズ、テレックス フリーハイカー 2.0 ゴアテックス ハイキング。29,700円(税込)
トライオンセッションのゲストで、adidas Runners Tokyo トレイルコーチの青木莉楠さんは「テレックス フリーハイカー 2.0 ゴアテックス ハイキング」の魅力を次のように語ってくれた。
「登山靴に硬いイメージを持っている人もいるかもしれませんが、フリーハイカーはBOOSTフォームのおかげで接地がとてもソフトです。硬さ、重さを感じずオールマイティに使えるシューズかなと思います。ハイキングはもちろんですが、キャンプで履いたり、タウンユースしたり、さまざまなシーンで活躍してくれるはずです」
重量は片足で455g(27cm)。ミッドカットのハイキングシューズとしては軽量だ。アッパーとシュータンが一体化した構造なので、足とシューズの一体感が味わえると同時に、小石などがシューズ内に入るのを防いでくれる。
雨天のぬかるんだトレイル(ほぼフラットで岩場はなし)を歩いたが、雨水の浸入はなく、シューズ内はドライに保たれていた。泥濘や水たまりも安心して歩くことができた。アスファルトを歩いた際も硬さや重さを感じず、デザインはシンプルなので、確かにタウンユースもしやすそうだ。
防水性を備え、グリップ力にも優れている
防水性を備え、グリップ力にも優れている

ロードランナーが違和感なく履けるトレランシューズ

もう一足、筆者がトライオンセッションで試したのが「TERREX AGRAVIC FLOW GORE-TEX TRAIL RUNNING 2.0(テレックス アグラヴィック フロー ゴアテックス トレイルランニング 2.0)」。中・上級者に向けて開発されたトレイルランニングシューズで、ミッドソールにはアディダスのランニングシューズにも使われている高い反発性が特長のLightstrike(ライトストライク)を採用。アウトソールには、「フリーハイカー」と同じくContinentalラバーが使用されている。こちらもGORE-TEXメンブレンを搭載しているので、雨天時も安心だ。
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