アシックスの「GEL-KAYANO(ゲルカヤノ)」シリーズは、誕生以来、四半世紀以上に渡って多くのランナーに支持されてきたブランドが誇るロングセラー。特にこれからランニングを始めようとするビギナーランナーが最初の1足として、「ゲルカヤノ」を選んできた。
ビギナーランナーが履くシューズに必要とされる3大機能は、クッション性、安定性、フィット性と言われるが、その3要素を高いレベルでバランス良く備えているのが、人気の理由だと考えられる。
「ゲルカヤノ」はどのようにして3大要素をバランス良く備えることに成功しているのか、そしてシリーズ最新作「
GEL-KAYANO 29(ゲルカヤノ29)」は前作からどのようなアップデートを遂げたのか。開発担当者である中村浩基さんに話を聞いた。
安定性を維持したままよりスムーズなライド感を実現
「ゲルカヤノ」は言わずと知れたアシックスの大定番シューズ。フルマラソンを走るレースシューズとして、日々のトレーニングシューズとして、長く愛用し続けているランナーも多いはずだ。定番であり、ロングセラーであるからこそ、アップデートポイントは非常に気になるところ。「ゲルカヤノ29」は、前作からどのような進化を遂げたのかを確認していきたい。最も大きな変更点はミッドソールの構造だ。この記事は会員限定です。
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