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2023.06.23
RESEARCH
「Columbia(コロンビア)」の「セイバーV(ファイブ)」は通常の防水トレッキングシューズとどこが違う?
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※音声読み上げ機能はAI生成のため、
読み間違いが発生する場合があります。
山を歩いていると、出会う人がよく「
Columbia(コロンビア)
」のトレッキングシューズを履いている。それは多くの場合、ロングセラーモデルの「SABER(セイバー)」だ。とくに、最新モデルの「
セイバーV(ファイブ)ミッド アウトドライ
」は水辺に強く、防水透湿機能を備える他のアウトドア用シューズとは一線を画す出来だと耳にする。一体どこが違うのか、
株式会社コロンビアスポーツウェアジャパン
を訪ねて商品本部の新木知範さんに話を聞いた。
アッパーと防水透湿層との間に隙間が生じない「OUTDRY(アウトドライ)」の靴は「コロンビア」だけ
セイバー ファイブ ミッド アウトドライ 14,850円(税込) 25㎝~30cm 3色展開 レディースもあり
野山を歩くトレッキングシューズには、撥水の機能を持たせたものが多いし、そこから一歩進んで防水透湿の機能を備えるシューズも珍しくない。当たり前とさえ表現できるくらい、アウトドアでは防水透湿のシューズが履かれている。
「一般的な防水透湿シューズは、『ブーティー構造』になっています。どういう構造かというと、メンブレンと呼ばれる防水透湿の中間層がソックスのような形状で、シューズの中に独立して入っているんです。このソックス状の袋の中には水が入りませんが、袋とアッパーのあいだに隙間がどうしても隙間が生じる。そこに水が入ります。
たとえばアッパーの撥水層と、ソックス状の防水透湿層の隙間に水が入ると、足そのものが濡れるわけでなくても、シューズ内にとどまる水が不快感につながります。不快なだけでなくシューズが重くなります。さらに、防水透湿層の外側に水が溜まると透湿性が損なわれるので、足が蒸れます」
上質なレインウエアなら表面が撥水層、メンブレンと呼ばれる中間層が防水透湿機能を持ち、裏地が肌触りのいい素材になっている。いわば3層が一体になっているので生地自体に水が入ることはない。しかし「ブーティー構造」のシューズは、アッパーと中間層のあいだに隙間が生じて水が入る。そこが弱点になる。
「その弱点を克服した防水透湿機能が『OUTDRY(アウトドライ)』です。アッパーの裏側に直接、防水透湿層を圧着するので隙間がありません。撥水層と防水透湿層の間に水が浸透しないという、構造上の優位性があります。水が入らないから重くならない。蒸れない。だから『アウトドライ』は快適なわけです。
もともとイタリアのメーカーが開発した技術ですが、2010年にコロンビアグループに入ってから『アウトドライ』が採用されているのは『コロンビア』のシューズだけです。そこが気に入って長く愛用されている方が多いようです。水だけでなく、細かい砂利なども隙間に入りません。砂利こそ重くなりますし、不快ですからね」
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