分厚いミッドソールとロッカー構造による快適性と、ユニークなスタイルが支持され、ランニングシーンはもちろんのこと、ファッションシーンでも支持を集めているHOKA(ホカ)。
CLIFTON(クリフトン)シリーズは、初めてHOKAを履く人のエントリーモデルとして愛され続けている人気シリーズである。
そんなHOKAのアイコン的存在であるクリフトンの9代目は、前作から大幅にアップデートされた。ミッドソールのフォーム素材が新しくなり、アウトソールの素材も変更。アッパーは圧着パーツが削減され、シンプルになった。今回のアップデートにはどんな意図があり、どんな進化を遂げたのだろうか。
ミッドソールの厚さが増し、ソール幅も広くなった
「最も大きく変わった部分であり、ランナーの方が体感しやすいのは、ミッドソールの厚さが踵部、前足部ともに3mm厚くなったことでしょう。普段ランニングをしていない方だと3mmと言われてもピンとこないかもしれませんが、インソール一枚分ほどは厚みが増したことになるので、前作と比べて走ってみると明らかに変わっていることがわかると思います」とHOKAのシニア フィールド サービス レップ、安藤正直さんは言う。