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2023.04.12

KEEN初のウォーキングシューズが誕生 “歩くためのギア”が備えたテクノロジーとは

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アメリカ・オレゴン州ポートランド発のアウトドア・フットウェアブランドのKEEN(キーン)が、歩くことをより効率的かつ今まで以上に楽しくするウォーキングシューズ、「WK400(ダブルケーフォーハンドレッド)」をリリース。“歩くこと”にフォーカスし、設計と開発に3年を費やし、8,000km以上に及ぶフィールドテストを経て完成したという。
歩く動作をスムーズにし、効率的に連動運動するKEEN.CURVE(キーンカーブ)テクノロジーとはどのようなものなのか。そして歩くために作られたシューズは、ランニングシューズやタウンユース用のスニーカーとはどう違うのだろうか。
WK400の開発を手掛けたのはキーン創業者の長男であり、ブランドの代表作の1つでもある「UNEEK(ユニーク)」の生みの親でもある、キーン グローバルイノベーション部門ディレクターのローリー・ファーストJr.氏。スキー事故で大ケガを負い、そのリハビリ中にウォーキングによって気持ちが晴れた経験から、ウォーキングをより楽しいものにし、多くの人にそのポジティブな効果を実感してもらいたいという思いから靴作りがスタートした。

歩行時に足が描く半径400mmの弧に着目

「何か新しいものを作ろうとか、盛り上がりを見せるウォーキングやランニングの市場に参入しようということが出発点ではなく、自身がウォーキングに救われた経験から、“歩くこと”を掘り下げ、それを快適かつ効率のよいものにするシューズとはどんなものかを追求していったのです」と、キーン・ジャパン マーチャンダイザーの中込敦志さん。
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