5月に立夏を迎えると猛暑日がいつ訪れても何ら不思議がない。それが近年の傾向だ。7月から猛暑日が増えて、8月の立秋を越えても気温が下がらず、9月の秋分を過ぎても大汗をかく日が続きがち。2023年7月に国連で危機感が示された「地球沸騰化(Global Boiling)」の猛威を今年も日々、痛感しそうだ。
快適に猛暑を乗り切るにはインナー選びが重要だ。以前から、登山の際は肌をドライに保つ「
ミレー(MILLET)」のアンダーウエア「
ドライナミック(DRYNAMIC)」の評価が高かったが、近年は街の猛暑対策にも実力を発揮することが知られてきた。そこで
ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン株式会社を訪ね、開発者の櫻井久男さんに詳しく話を聞いた。