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2023.11.07
RESEARCH
温かい機能性ウエアの元祖、「ミズノ」の「ブレスサーモ」が30周年でさらに進化した!
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いまでこそ機能でベースレイヤー、ファーストレイヤーを選ぶ大切さはよく知られているが、30年前は綿の下着が一般的だった。汗を吸い、速く乾かす夏の機能性ウエアさえまだ世間に広まっていなかった1990年代、いちはやく「
Mizuno(ミズノ)
」は「発熱」の機能を持たせた冬の機能性ウエア「
Breath Thermo(ブレスサーモ)
」を発売し、改良を重ねてきた。30周年を迎えたいま、どこまで進化を遂げたか。
ミズノ株式会社
を訪ねてライフ&ヘルス事業部の井之口正憲さんに話を聞いた。
発熱・保温・汗冷え防止・蒸れ防止に加えて、消臭機能が強化された
あらゆるスポーツのウエアやギアの研究開発を行う「ミズノ」は、トップアスリートの活躍をサポートする優れた製品を生み出しては、その技術を応用して快適な暮らしの役に立つアイテムを世の中に送り出している。30周年の「ブレスサーモ」もそのひとつ。
「スキーウエアの開発において重要な、温かさの追求から『ブレスサーモ』が生まれました。当初はスキーウエアの中綿だったんです。湿気を吸って熱を発する『高吸放湿素材』を1992年に発見し、翌1993年に弊社独自の『吸湿発熱理論』として特許申請しました。30年も前のことなので、 当時の様子は社内で伝え聞くレベルですが」
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