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2023.12.12

ナイキ ランニング メディア キャンプ 2023が開催! 明かされたナイキ ランニングの最新テクノロジーとは

NIKE(ナイキ) は、2017年にカーボンプレートを搭載した厚底シューズをリリースし、ランニングシューズシーンに正真正銘の革命を起こした。以来、ランニングシーンをリードし続け、世界レベルのマラソン大会ではトップアスリートたちがナイキのシューズとともに、さまざまな記録を更新している。
今年10月のシカゴマラソンで、ケニアのケルビン・キプタム選手が2時間0分35秒という男子マラソンの世界記録をマークした際に履いていたのも、ナイキの厚底シューズだった。日本では学生駅伝に出場する多くのランナーがナイキをチョイスし、そのシェアが毎年話題になっているのをご存知な方も多いだろう。
そんなナイキのランニングシューズを体感し、テクノロジーを深く理解するためのイベント「NIKE RUNNING MEDIA CAMP 2023(ナイキ ランニング メディア キャンプ 2023)」が、11月に京都府で2日間にわたって開催。その模様をレポートしたい。
ナイキ ランニング メディア キャンプ 2023の開催地は京都。1泊2日の日程で行われた
ナイキ ランニング メディア キャンプ 2023の開催地は京都。1泊2日の日程で行われた

今年のEKIDEN PACKは左右非対称カラー!

ナイキ ランニング メディア キャンプ 2023は、プロダクトプレゼンテーションからスタート。駅伝シーズンに発売されるのが恒例となっているEKIDEN PACKのニューコレクションがお披露目となった。
主力のレーシングシューズである「NIKE ALPHAFLY 2(ナイキ アルファフライ2)」と「NIKE VAPORFLY 3(ナイキ ヴェイパーフライ 3)」では、左右非対称カラーを採用。右足はボルトカラー、左足はピンクを纏っている。
ランナーの方ならご存知かもしれないが、ボルトカラーやピンクは過去の「アルファフライ」や「ヴェイパーフライ」でも採用されたことのあるカラー。鮮やかで大胆なカラーリングがレースへのモチベーションを高めてくれるはずだ。
EKIDEN PACKは「NIKE ZOOM FLY 5(ナイキ ズーム フライ 5)」、「NIKE PEGASUS 40(ナイキ ペガサス 40)」、「NIKE RIVALFLY 3(ナイキ ライバル フライ 3)」を含んだ全5モデルのシューズと、アパレル2型がラインナップされている。
EKIDEN PACKのニューコレクション。前列左から「ナイキ ヴェイパーフライ 3」(36,850円)、「ナイキ アルファフライ 2」(40,150円)、「ナイキ ズーム フライ 5」(20,900円)。後列左から「ナイキ ペガサス 40」(17,600円)、「ナイキ ライバル フライ 3」(9,900円) ※すべて税込
EKIDEN PACKのニューコレクション。前列左から「ナイキ ヴェイパーフライ 3」(36,850円)、「ナイキ アルファフライ 2」(40,150円)、「ナイキ ズーム フライ 5」(20,900円)。後列左から「ナイキ ペガサス 40」(17,600円)、「ナイキ ライバル フライ 3」(9,900円) ※すべて税込

名城大チームがペーサーを務めるランニングセッション

今回のメディア キャンプには、10月に開催された全日本大学女子駅伝で7連覇を達成した名城大学女子駅伝部(米田勝朗監督、谷本七星選手、米澤奈々香選手)がゲストに! 競技場を利用したランニングセッションでは、名城大チームがウォーミングアップをリードしてくれただけでなく、800m走のペーサーを谷本選手と米澤選手が務め、米田監督がタイムを読み上げてくれた。なんとも贅沢な空間である。
ペースごとに4組に分けられた800m走。筆者は1キロ4分ペースを選択。贅沢ペーサーと「アルファフライ 2」のおかげで、気持ちよく走ることができた!
今回のキャンプのゲスト。名城大学女子駅伝部の谷本七星選手(左)と米澤奈々香選手(右)
今回のキャンプのゲスト。名城大学女子駅伝部の谷本七星選手(左)と米澤奈々香選手(右)
名城大チームが普段から行っているウォーミングアップを参加者全員で!
名城大チームが普段から行っているウォーミングアップを参加者全員で!
谷本選手と米澤選手がペーサーを務めてくれた800m走
谷本選手と米澤選手がペーサーを務めてくれた800m走
タイム計測はなんと米田監督が!
タイム計測はなんと米田監督が!

名城大学駅伝部の強さの理由とは

夜の部は名城大チームによるトークセッション。監督、選手たちは、全日本大学女子駅伝で史上初の7連覇を達成した強さの理由が、どこにあると考えているのだろうか。
「創部11年目で初めて優勝できたのですが、私がすべてを管理してコントロールするやり方では、名城大学から世界で戦える選手が出てこないのではないかと思い、指導方法を180度変えたんです。できる限り指示を出さずに、学生たちが自分たちで勝ちたい、強くなりたいと思えるようなチームを目指しました。2度目の優勝までは12年かかりましたが、その間にいろいろな方たちの助けを得ながら成長し、自主性がありながらも崩れない、選手たちが自分で自分の心に火をつけられるチームになったのかなと思います」(米田監督)
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