テクノロジーを使って日本文化を表現 最先端アート「Sound of Ikebana」のメカニズムに迫る
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昨年9月に行われたニューヨ ーク・ファッション・ウィーク(以下、NYFW)でコレクションデビューをしたブランドがある。「Sound of Ikebana(サウンドオブいけばな)」は京都大学教授/アーティストの土佐尚子氏が手がけるブランドだ。最先端のテクノロジーと日本文化を融合させ、エプソンの高度なプリント技術によってデザインを洋服に落とし込んでいる。
生花や能、歌舞伎など、日本文化を題材にテクノロジーを掛け合わせることによってアートとして日本の伝統芸能が進化を遂げるという面白い試みだ。今年2月に行われたNYFWでも2シーズン目となるコレクションを発表した同氏に「Sound of Ikebana」の成り立ちやメカニズム、テクノロジーと日本文化の融合によって生まれるアートについて話を伺った。