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【連載】ものと人のための補助線 #00 プロローグ:空気の写生

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PROFILE|プロフィール
角尾舞 / デザインライター
角尾舞 / デザインライター

慶應義塾大学 環境情報学部卒業後、メーカー勤務を経て、2012年から16年までデザインエンジニアの山中俊治氏のアシスタントを務める。その後、スコットランドに1年間滞在し、現在はフリーランスとして活動中。
伝えるべきことをよどみなく伝えるための表現を探りながら、「日経デザイン」などメディアへの執筆のほか、展覧会の構成やコピーライティングなどを手がけている。
主な仕事に東京大学生産技術研究所70周年記念展示「もしかする未来 工学×デザイン」(国立新美術館·2018年)の構成、「虫展―デザインのお手本」(21_21 DESIGN SIGHT、2019年)のテキスト執筆など。
Instagram / Web

プロダクトもグラフィックも空間も、もちろんファッションもデジタル領域も、デザインという概念が存在しないクリエイションはない。意匠の工夫も、使う人についての考察も、新鮮な体験の創造も、多くの物事は「デザイン」という言葉で語ることができる。生活のいたるところに、デザインはある。
これは、飢えた好奇心を満たすため、デザインライターの肩書を借りて活動する筆者が、日々人工物や新しい体験にふれ、聞いて、話して、調べるなかで得た所感を連ねるエッセイである。

#00 プロローグ:空気の写生

ありがたいことに、今月より連載をさせてもらえることになった。執筆業の人間ならば多くが憧れるだろう、連載という響き。「連載の締め切りがやばくて」とか、ずっと言ってみたかった。うれしい。とはいえ、実は指名での依頼ではなく「やってみた〜い」とあちこちで言っていたら、旧友がエラくなっていて、声をかけてくれた。ありがとう、ZOZO NEXTの田島くん。やりたいことは口に出してみるものですね。
しかし連載の枠はもらったものの、テーマがなかった。「連載したい」という憧れからのスタートゆえ、書く内容が決まっていない。「手段を目的にしちゃいけないよ」の典型である。田島くんにも聞いたところ「おまかせします」というありがたい話だったので「じゃあボードゲームについて書きたい」と言ったら「それはさすがに……」と却下された。なんでもよくなかった。いつか書くからな。

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