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“可愛いだけじゃない”実力派シートマスク! Z世代から支持を集めるクリアターン「イラストレーターコラボシリーズ」

2024.12.21
コーセーコスメポート株式会社が展開するスキンケアブランド「クリアターン」。高品質な美容液とフィット感のあるシートを強みとする同ブランドのシートマスクは、1997年に誕生して以来、確固たる製品力で人気を集めてきた。
「これまでシートマスクになじみのなかった世代の方にも手に取ってもらいたい」という想いを込め、2021年にイラストレーターコラボシリーズの展開を開始。これがSNSでも話題を呼び、Z世代を中心により幅広い層から支持されるようになっている。
今回はクリアターンで商品の企画開発を担当する長坂さんと、ブランド戦略を担当する笠間さんに、イラストレーターコラボシリーズを展開した背景や、製品へのこだわりについて話を伺った。

PROFILE

長坂 有花(ながさか ゆか)

コーセーコスメポート株式会社 商品開発部 第二商品開発グループ

PROFILE

笠間 達哉(かさま たつや)

コーセーコスメポート株式会社 ブランド事業部 企画一課

シートマスクをより身近な存在へ

クリアターンは、ブランドが誕生して以来、25年以上さまざまな肌の悩みに寄り添ってきた。特にシートマスクは有名で、“クリアターン=シートマスク”をイメージする人も多いだろう。これまでは超濃厚保湿や乾燥小じわ対策など、機能面でアプローチする製品を多く展開していたこともあり、ユーザーは40代以上の方が中心だったという。そんな中、「イラストレーターコラボシリーズ」はどのように生まれたのだろうか。まずは商品の企画開発に携わった長坂さんに誕生の背景を聞いた。
「ブランドとして若年層の獲得に課題を持っていたことから、シートマスクを手に取るハードルを下げられるような商品開発がはじまりました。
シートマスクに関するアンケートを取ったところ、その日の気分に合わせて使い分けられることや、機能性だけでなくデザイン性も重視される傾向があることが分かりました。その結果を踏まえて誕生したのが、情緒的世界観や共感性を重視したコンセプト・デザインを採用した“イラストレーターコラボシリーズ”です」(長坂さん)
イラストレーターコラボシリーズの“毛穴小町”シリーズ
イラストレーターコラボシリーズの“BOMB(ボム)”シリーズ
同シリーズでは、「Better than sleeping~8分の集中ケアで8時間熟睡したような肌へ~」をコンセプトに掲げている。これも、“肌を回復させるためには睡眠が大事”だと考える方が多いというアンケートの結果を受けて決められたそうだ。
「現代は睡眠時間の確保が難しく、十分に眠れていないことに悩んでいる方も多いのだと思います。熟睡したような肌を実現するには、潤いをたっぷり与えることが大切だと考えているので、そこにこだわった製品作りをしています」(長坂さん)

潤いのカギは、密着する厚手シートと濃厚な美容液

イラストレーターコラボシリーズでは、シート表面に凸凹を施しているベンリーゼ[1]がほとんどの製品に採用されている。ベンリーゼはコットンの種の周りのやわらかい産毛が原料となっている素材で、吸い上げた美容液を蓄えておく力がある。
肌に密着しやすく、美容液が垂れにくい、シートマスクには最適な素材だ。スペシャルケアで使用するような厚手のシートを手軽に使えるように応用できたのは、高い開発力を持つクリアターンならではの特徴だろう。
「シートももちろんですが、とろみのある濃厚な美容液を使っているところもポイントです。シートマスクは、一般的に化粧水のようなみずみずしい透明の美容液が入っているものが多いと思います。
しかし、肌をいい状態を保つには、水分と油分のバランスを整えることが大切と考えており、イラストレーターコラボシリーズに採用している美容液は、水分と油分の両方を配合した白濁タイプの美容液です。
美容液のテクスチャー、使用感、マスクを剥がした後の充実感にこだわり、コーセー研究所と一緒に処方検討をしました。濃厚な美容液をたっぷりと吸い上げたシートがしっかり肌に密着してくれるので、パック後には肌がもっちり柔らかくなるような変化を感じていただけるかと思います」(長坂さん)
コットンの種の周りのやわらかい産毛が原料の「ベンリーゼ」

手に取りやすさと期待以上の機能性が強み

イラストレーターコラボシリーズでは、“ごめんね素肌”、“毛穴小町”、“BOMB(ボム)”の3シリーズを展開中だ。各シリーズで数種類の製品を展開しており、現在は全8種類の製品がある。中でも人気なのは“ごめんね素肌”シリーズだ。製品の成分や印象的なパッケージについても聞いてみよう。
「“ごめんね素肌”シリーズは、3シリーズのなかでもっとも情緒的なアプローチをしており、『肌に悪いことしちゃったな、マイナスをゼロにしたいな』と思ったときに使っていただけるような製品設計をしています。
たとえば、肌荒れケアが期待できる“ザクロエキス”の他、ヒアルロン酸よりも保水力のあると言われている“白キクラゲ多糖体”などを配合しています。
またパッケージにもこだわりがあり、“ごめんね素肌”では肌にごめんねと思うようなシーンをイラストの女の子の周りに文字で記載し、同シリーズの“キニナル”ではニキビマップをイメージし、デザインしました。
“ごめんね素肌 キニナル”では他の製品と並べるとつながるデザインを、“毛穴小町”では物語性のあるデザインを採用するなど、品質以外の部分にもさまざまな工夫を施しています。
最近ですと、関西エリア限定で関西弁を使ったパッケージのものを発売しました。Instagramなどでお客様が『面白い』と投稿してくださっているのをみると、私たちもうれしくなります。
情緒的な世界観をメインにしたコンセプト・デザインは、クリアターンとして挑戦ではありましたが、想像以上にお客様から共感のお声をいただくことができました」(長坂さん)
さらにブランド戦略を担当する笠間さんは、印象的だったユーザーからの反響についても話してくれた。
「イラストレーターコラボシリーズは、20代の方を中心にご愛用いただいております。“シートマスク=特別なケア”だという考えから、使用することに対しハードルを感じていた方もいらっしゃると思いますが、共感性のあるパッケージになったことで手に取りやすくなったのではないでしょうか。
『何気なく手に取った商品だけど、使ってみたらすごくよかった』と言ってくださる方が多く、ありがたいことにSNSでは『可愛いだけじゃないシートマスク 』と話題にもなりました。機能性と情緒的な世界観を両立していることが、イラストレーターコラボシリーズの強みだと思っています」(笠間さん)
“ごめんね素肌”、“毛穴小町”、“BOMB(ボム)”の3シリーズを展開中
“ごめんね素肌”の関西エリア限定パッケージ
“キニナル”の関西エリア限定パッケージ
最後にお2人から、今後の展開についてお話を伺った。
「今後は、イラストレーターコラボシリーズでスキンケアを完結できるような製品展開を目指したいと考えています。まずは、シートマスクと一緒に使うことで相乗効果が期待できる製品から考案しているところです。
すでにナイトクリームやピールオフパック、洗顔、クレンジングなどを展開しているので、シートマスクと一緒にぜひお試しください」(長坂さん)
“ごめんね素肌”シリーズのナイトクリーム
“毛穴小町”シリーズの酵素クレンジングオイル
クリアターンのブランドコンセプトは、『うるおいから始まるきれいを、すべての肌に』です。すべての方に毎日安心してお使いいただきたいという想いがあります。イラストレーターコラボシリーズをはじめ、今後もより多くの方に寄り添った製品を考えていきたいと思っています。
人によって肌の悩みは違うものなので、お客様の声を随時吸い上げながら製品作りをしていきたいです」(笠間さん)
ふんだんに盛り込まれた遊び心と、長年肌研究を続けてきたクリアターンこだわりの成分や使用感を堪能できる「イラストレーターコラボシリーズ」を使えば、毎日のスキンケアをさらに楽しみながら、明日の自分にもっとわくわくできるだろう。今後の展開も楽しみに待ちたい。

[1]ベンリーゼTMは旭化成の登録商標です。No. F54G127

Text by 奥山 りか

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