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「エッフェオーガニック」がリニューアル:新たに搭載した「潤いレイヤード処方」とは?

2024.11.28
2013年に誕生した、マッシュビューティーラボのオリジナルオーガニックブランド「F ORGANICS(エッフェオーガニック)」。
それまで牧歌的なデザインが一般的だったオーガニックコスメ界に、スタイリッシュな世界観を持ち込んだブランドだ。
なかでも人気を集める「モイスチャーシリーズ」が、2024年に発売以来初となるリニューアルを果たし、「ディープモイスチャーシリーズ」となって登場した。リニューアルの背景や新機能について、マッシュビューティラボの佐藤育実さんと小川杏里さんに話を聞いた。

PROFILE

佐藤 育実(さとう いくみ)

株式会社マッシュビューティラボ 企画本部 ブランド企画1部

PROFILE

小川 杏里(おがわ あんり)

株式会社マッシュビューティラボ エッフェオーガニック チーフプレス

オーガニックの常識を覆した洗練された世界観

エッフェオーガニックは長く愛されているブランドのイメージがあります。
小川実は弊社初のPBブランドなんです。2013年の発売当時は、洗練されたものを好むお客様に対応するブランドがあまりないなか、世界観までも感じられるブランドを作りたいという思いで開発がスタートしました。
「Organic sexy」というコンセプトで、パッケージにはオーガニックで主流のグリーンやベージュではなく、グレーをキーカラーに採用しました。当時はオーガニックコスメに対して、すごく好きという方もいらっしゃれば、自然思想のような雰囲気が苦手という方もいらっしゃったのですが、既存のオーガニックブランドにはない世界観を打ち出したことで、男性やオーガニックコスメと距離があった方にも選んでいただけるブランドになりました。
ディープモイスチャーシリーズ
今回、モイスチャーシリーズを初めてリニューアルされたということですが、どんな背景があったのでしょうか?
佐藤モイスチャーシリーズは、ブランド誕生のときに販売されたシリーズで、なかでも化粧水はCosme Kitchenでも化粧水部門で9年連続売り上げNo.1になったこともあり、今でもブランド内で一番売れている商品です。ですので、そもそもリニューアルをする必要があるのか、といった議論もありました。
ただ、発売から10年以上が経って、オーガニックを謳う商品が増えてきた一方で、日本はオーガニックの定義が確立されておらず、玉石混交の状態であるとも感じていました。そこでエッフェオーガニックは、お客様に信頼できるオーガニックコスメであることを提示するべきではないか、第三者機関での認証を取得したほうがいいのではないかという話になりました。
また10年で技術も進歩しましたから、より良いテクスチャーや、機能性の高いものを安心して使っていただきたいというのがリニューアルの理由です。
今回、COSMOS認証[1]を選ばれたのは、どうしてでしょうか?
佐藤まずはグローバルな第三者機関であること、オーガニックに先進的なヨーロッパで多く用いられていること、そして知名度の高さから、この認証制度を取得することにしました。ただ、成分の基準や使える素材の制限がやはり厳しくて、作りたいテクスチャーとの兼ね合いなどはとても難しかったです。
特に化粧水はリピーターのお客様も多いので、その方たちに支持をいただいている部分は残して、新しい機能性を加えて、さらに認証基準をクリアする必要がありました。新商品を作るよりもリニューアルの方がはるかにチャレンジングでした。

「潤いレイヤード処方」の3つのアプローチ

リニューアルのポイントを教えてください。
佐藤モイスチャーシリーズは元々潤いを与えることに特化していました。ただ、不規則な生活や、肌の状態が悪いと、与えるだけでは足りないんですね。そこで潤いを与えるだけはなく、巡らせて、自ら潤う肌を育む「潤いレイヤード処方」を開発しました。
潤いレイヤード処方
潤いレイヤード処方とはどのようなものでしょうか?
佐藤隅々まで潤いが巡る肌を私たちは「水脈肌」と名づけ、それを実現する3つのアプローチが「潤いレイヤード処方」です。
1つ目は潤いを「与える」。高い保水効果を持つ醤油粕由来のヒト型セラミドや植物性コラーゲンなどを新たに配合し、リニューアル前と比べて、保湿成分が20%アップしています。
2つ目は潤いを「巡らせる」ために、バラプラセンタ®︎と苔エキスを配合しています。バラプラセンタは豚プラセンタの3倍の抗酸化力を持つと言われていて、ふっくらと弾力のある、ハリとツヤのある肌へと導きます。
そして苔というのは、水分調整力に優れていて、湿った環境では外から水分をキャッチして、水分が増えすぎると放出をするんですね。この保湿調整能力を持つ苔の力を活用して、細胞間の水分量の偏りを整え、肌全体を均一に潤すように促します。ふっくらとさせた肌に、水を均一に巡らせていくというイメージです。
そして最後が潤いを「育む」です。不規則な生活やストレス、汗をかきにくい方などは、肌の常在菌のバランスが乱れやすくなっています。このバランスが乱れると、バリア機能が低下し、乾燥や荒れ、揺らぎにつながります。そこで常在菌の餌となる植物性乳酸菌由来のBIOTILYS®︎(ビオティリス)を配合することによって、菌のバランスを整え、肌本来の力を引き出せるようにしています。
この潤いレイヤード処方はディープモイスチャーシリーズのすべての商品に採用されています。
テクスチャーへのこだわりはありますか?
小川まず化粧水ですが、とろみがありながらも、肌に伸ばすと瑞々しい感触になる“トロパシャ”なテクスチャーはリニューアル前からとても好評を得ていました。なので、同じテクスチャーや使用感をキープしています。
一方、ミルクやクリームは進化しています。10年前は天然由来の成分で作れる乳化系のテクスチャーには限界があったのですが、今回は滑らかさや肌への密着度など、満足できるものに仕上がりました。
佐藤クレンジングと洗顔料も一度使っていただくと分かるぐらい、洗い上がりがしっとりとしています。また香りはリニューアル前から好評だったローズとイランイランをベースにした、深みのある香りを引き続き採用しています。
今後のブランドの展望を教えてください。
佐藤今回のリニューアルでは、ブランドロゴも刷新していますので、他のシリーズについても段階的にリニューアルをしていく予定です。また、Cosme Kitchenのお客様の間ではよく知っていただいているブランドですが、それ以外の場所での知名度はまだ低いと感じていますので、幅広いお客様に知っていただける活動をしていきたいと考えています。
乾燥が気になるこれからの季節。潤いのある肌へと導くエッフェオーガニックの新機能を、ぜひ取り入れてみてほしい。

《註》
[1]オーガニック・ナチュラル化粧品の品質を認証する国際的な制度。「Cosmetic Organic and Natural Standard」の略で、ヨーロッパの5つの団体によって2011年に制定された。

Text by Junko Hayashida

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