店内では、最新プリンターを使ったサステナブルな服作りが可能となっている(現在は法人のみ)と同時に、食べ応えのあるフードメニューや豆にこだわったコーヒーなどのドリンクも楽しむことができ、注目を集めている。
そこで今回、同社のアパレル担当のデザイナー 柴田翔太郎さん、カフェ担当のストアマネージャー 宮本舞さんに、この事業を始めた理由や、今後の展望について聞いた。
「HATTO COFFEE」を始めた背景
プラザクリエイトは写真事業のパレットプラザの運営を中心に、カメラやスマートフォンの1枚ごとに異なる写真を印刷するオンデマンドのプリントのビジネスを30年以上展開してきた。プリントビジネスを通じて、受注に応じて一つひとつ異なるものを印刷するオンデマンドの発想を他の領域で生かせないかと考えた結果、アパレル業界に着目することになったという。
「アパレル業界は世界2位の汚染産業といわれていて、環境への負荷が大きいこ とや余剰在庫など多くの問題を抱えています。そこで、イスラエルから日本初上陸した衣類プリンターであるAtlas MAXを活用することで、その課題に向き合えないだろうかと考えました。