ユニバーサルファッションとして注目を集める「
アルトタスカル」は、子育て中の「あると助かる」を形にしたバリアフリー商品も取り扱うこども服ブランドだ。日常の子育てにおけるちいさな不都合を解決しつつかわいらしさも追求した独自のアプローチで、多くの子育て世代から支持を得ている。
今回はブランドを運営する
chil2の参鍋さんとデザイナーの林さんに取材し、その開発背景と魅力に迫った。
手頃な価格と、絵本のようなネーミング
はじめに、「アルトタスカル」立ち上げの経緯をお聞かせください。
参鍋もともとオンラインでこども服を販売していたのですが、お客様には「ECでよく見かけるお店のひとつ」と認識されており、お店の名前もあまり知られていませんでした。
そこで、オリジナルブランドを作れば私たちのことをもっと知ってもらえるのではと考えたんです。
当時、デザインに特化したこども服ブランドはたくさんありましたが、機能に注目しているブランドはあまりありませんでした。
そうした背景をもとに立ち上げたのが、機能性に特化したこども服ブランド「アルトタスカル」です。
「ぜんぶおもて」「ひかるふく」など日々の子育てで役立つ服が多いですが、どうやってアイディアを生み出しているのでしょうか?