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2023.12.15

廃棄される食品から染料を抽出する:FOOD TEXTILE

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※音声読み上げ機能はAI生成のため、
読み間違いが発生する場合があります。
サステナブルな社会を目指すために、ファッション業界はさまざまな努力を続けている。リサイクルやリユースに加え、アップサイクルという言葉も耳にするようになってきた。さらに、いまでは業界を超えた相互的な取り組みも展開されているのはご存知だろうか。
そのひとつが、豊島株式会社が展開する「FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)」だ。このプロジェクトは、廃棄される食品から染料を抽出し、それを使って糸や生地を染色、衣服まで生産するものとなっている。ファッションを総合的に担う商社だからこそ可能な循環構造だろう。
興味深いのは、なぜ食品に注目したのかだ。業界を超えた取り組みの背景には何があったのか。今回、FOOD TEXTILEプロジェクトメンバーの都築里帆さんと営業部長の宮尾英二さんにお話を伺い、本プロジェクトの取り組みを深掘りした。
PROFILE|プロフィール
宮尾 英二(みやお えいじ)
宮尾 英二(みやお えいじ)

1998年入社、八部一課(製品部門)に配属。
アパレルメーカー向けを中心にした営業に従事。
フードテキスタイルの製品ビジネスを担う。

PROFILE|プロフィール
都築 里帆(つづき りほ)
都築 里帆(つづき りほ)

2017年よりFOOD TEXTILEプロジェクトを担当。
残渣提供元となる食品関連企業や農家とのやりとりや、FOOD TEXTILEを採用いただくブランドとの企画・進行等を担う。

ファッション業界を見渡して

御社のホームページには、「ライフスタイル提案商社」とあります。どのような活動をされていますか。
宮尾弊社は1841年に創業をし、初代の豊島半七が綿を売り買いする綿花商として始まりました。いまでは180年を超える歴史のなかで、繊維原料から製品にまで取り扱いを拡大して、ファッション産業の川上、川中、川下のすべてを総合的に担う企業へと発展しています。
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